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改善活動の視点でWebサイトを見つめ直す

おはようございます。
今日から8月ですね。気分一新して励みたいと思います。このブログも毎日記事を更新し、アクセス解析を見ながら少しずつ改善を積み重ねています。本家ものづくりの改善活動には及びませんが、少しでも尊敬する製造業の改善活動に近づきたいと思っています。

改善活動の視点でWebサイトを見つめ直す


日本の製造業が得意とする「カイゼン(kaizen)」。カイゼンはもっぱら生産設備の改造や、作業効率の向上、安全確保、歩留まり向上、生産活動全般にわたります。QCサークルをつくり知恵を絞ってカイゼン継続することが競争力の源泉です。製造業の皆さんにこのような話をしても釈迦に説法ですね。この改善手法は製造に限定せずにWebサイトにも応用しないともったい無いと思います。

PDCA

PDCAはとてもシンプルな手法ですが、上手く回すにはコツがあります。生産性向上などでPDCAを使い慣れる製造業の得意な手法です。それをWebサイトでも実践すればいいのです。

Plan(計画)

Webサイトの目的と目標を決め、達成に向けた企画を立てます。「誰に」「何と伝えたいのか?」そして、「どうして欲しいのか?」を明確に決めるのです。

Do(実行)

企画に従ってWebサイトを制作し、運営します。運営とはWebサイトの更新と集客活動のことです。

Check(確認)

Checkにはアクセス解析を使います。セッション、ユーザー、ページビュー数、ページ/セッション、直帰率、平均セッション時間などを参考にWebサイトの状況を確認していきます。

Action(分析)

アクセス解析データを元にWebサイトの課題を見つけ、改善策などを検討します。そして、何度もPDCAを回すことにより、Webサイトを成長させていきます。


多くの企業ではすでにWebサイトが公開されています。すでにPとDが済んでいる状態です。だから、C=アクセス解析で正しく現状把握し、A=分析するところからPDCAを再スタートすればいいのです。

5S活動

Webサイトにも5S活動は使えます。サイト内の情報の漏れやダブりに注意して、情報をわかりやすく整理整頓することができているのか?日頃、製造現場で行っている5S活動の要領でWebサイトを点検するのです。いつまでも古い情報を出しっぱなしにしていませんか?種類の違う情報が混在して分かりにくくなっていないですか?情報の整理整頓がされず、更新もされていないWebサイトは汚い生産現場の様なものです。大切なお客様を工場見学に来ていただける状態になっているのか?お客様に見ていただいて恥ずかしくない工場か?厳しいチェックを日々重ねていると思います。それと同じ気持ちでWebサイトを見てほしいのです。毎月数千~数万人もの人がアクセスするWebサイトが情報の整理整頓ができず、散らかったまま放置されているかもしれないのです。

品質工学

「メーカー側(製造者)の損失」と「ユーザー側(顧客)の損失」の和をバランス良く小さくすることが、品質工学の目的である。(Wikipedia「品質工学」より引用)

品質工学(タグチメソッド)の考えもWebサイトに応用できます。Webサイトの肝は「誰に」「何を伝えるのか?」です。そのとき、「自社の損失」と「ユーザーの損失」をいかに小さくするか?に気を配ることが大切です。Webサイトの問題を日々の改善は製造現場での改善と似てます。サイトを公開してから不具合を解決しようとしても手間と時間ばかりかかり対処療法に留まることが多いのです。Webサイトの制作に入る前の情報設計が大切です。「誰に」「何を伝えたいのか」を起点としてユーザーの立場に立って機能を考え、満足する表現方法をなるべくたくさん考えるのです。そしてSN比での評価と同じように表現方法を評価するのです。品質工学の対象は設計開発など上流部門です。Webサイトもコンセプトや情報設計など上流部分で差別化を図ることが重要です。

TOC(制約条件の理論)

TOC(制約条件の理論)は製造にかかわる人には有名な理論です。一般的にはTOCは生産管理の手法として理解されてます。製造工程の中でもっとも生産能力の低い(遅い)工程のスピードでしかものづくりは出来ないことに注目し生産性向上に活用されます。制約条件=ボトルネックといわれます。大きく分けるとその方法は2つです。

ボトルネックの生産能力を高める

もっとも遅い工程の速さでしか物はつくれません。だからボトルネックの工程改善によって工場全体の生産能力を引き上げます。

ボトルネックのスピードに合わせてものをつくる

ボトルネックの工程の速さにあわせて物をつくることで、中間在庫を削減し作りすぎの無駄をなくします。

工場の最適化は部分最適

工場が最適化を実現できても、それは部分最適です。販売がボトルネックだったり、宣伝がボトルネックでは「作りすぎのムダ」につながります。また生産が追いつかないときに宣伝しても意味がありません。営業が足りないときに、宣伝し引き合いを増やしてもかえって信頼を損ねることになりかねません。宣伝がボトルネックのときが最も宣伝効果が高いのです。意外とその視点が抜け落ちる企業があるように思います。

まとめ

カイゼンはWebマーケティングと切り離せない間柄です。なのにWeb業界特有の専門用語や技術に惑わされ、Webマーケティングを敬遠する製造業が多いのです。WebサイトのカイゼンもQCサークルのように行いましょう。

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