Googleアナリティクスのメモ機能を使いこなす | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年5月30日金曜日

Googleアナリティクスのメモ機能を使いこなす

おはようございます。
6月からは本格的に製造業に関連の深い展示会が数多く開催されます。Web担当者は展示会担当を兼務していることが多いので忙しくなる時期ですね。製造業ではWebだけでビジネスが完結することが少ないので、展示会やセミナーなどと連動してデータを見ていく必要があります。

Googleアナリティクスのメモ機能を使いこなす

そんな時にGoogleアナリティクスのメモは簡単で便利です。イベントとWebアクセスに因果関係があるか確認するだけでなく、他にも役立つのでお勧めです。メモ機能にはカレンダーが付いているのであとは簡単な内容をメモすればいいだけなのです。

イベント報告に活用する

展示会やセミナーなどを企画したら、取引先へのご案内、新聞・雑誌による告知、そしてイベント本番、お礼状、アフターフォローなどイベントに関する情報をGoogleアナリティクスにメモしておくのです。とても簡単なことですがWebとイベントの相関関係やプロモーションの効果測定・改善のヒントが見つかることもあります。そしてWeb担当者にとってうれしいのはイベントの報告書にアクセスデータとプロモーション活動を紐づけられ、分かりやすいレポートを作るのに役立つことです。(毎年メモするとミスを防ぐチェックリスト代わりにもなります。)

メールマガジンの効果測定に活用する

定期的に発行しているメールマガジンや営業キャンペーンなどのダイレクトメールをメモすれば効果測定に活用できます。メールマガジンは記事にリンクをつけWebサイトに全文を掲載することでどのくらいの人が興味を持ってWebサイトの記事を読んだかモニタリングすることができます。また、ダイレクトメールの場合もWebサイトと連動することでWebをチェックするユーザーがどのくらいいたか見える化することができます。

Webサイトの改善・更新記録を残す

Webサイトの全面リニューアルだけでなく、小さな改善や新規ページの追加情報などはこまめにメモするとデータ解析するときに役立ちます。PDCAサイクルを回すには改善前後のデータを比較することが不可欠です。Webサイトの改善やページ追加はいつ何を変更したのか?記録を取るのを忘れられがちです。そうなってしまっては正確な検証は不可能です。その都度Googleアナリティクスにメモを残せば忘れることはなくなり、情報を共有することもできます。

まとめ

イベント、宣伝、Webサイトの締め切りに追われ、報告書や効果検証・分析に必要なデータが見つからない、いつのタイミングにプロモーションを行ったかすぐに思い出せないことがあります。Googleアナリティクスにメモしておけばそういうことはなくなります。

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