TOCのダイスゲームを体験してきました | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年6月1日月曜日

TOCのダイスゲームを体験してきました

おはようございます。
朝起きたらWiFiがつながらず復旧に1時間近く時間がかかってしまいました。ネットにつながらないので原因を調べられませんでした。ネットに頼り切るとこういう時不便ですね。今日は時間もないのでサクッとまとめます。昨日はTOCとMQ会計を学びました。ダイスゲームを通してボトルネックを無くすことの大切さや各工程の最適化の合計が必ずしも全体最適につながらないことを体感させていただけました。



TOCのダイスゲームを体験してきました


TOCのダイスゲームとは

「ザ・ゴール」で有名になったTOC理論を楽しみながら体感できるゲームです。ザ・ゴールのなかでは少年たちが順番にサイコロを振ってマッチ棒を移動させていたゲームです。それぞれがサイコロを振り出た目の数だけとなりからマッチ棒を移動させます。そして最後まで行ったら完成です。参加者をそれぞれ工場の各工程に見立てて、仕掛在庫やリードタイム、納期、欠品など工場内の流れを体感する優れたゲームです。

TOCは理論より実践

昨日、個人的にすごく面白く感じたのは、ゲームにのめり込むと1つの指標に気を取られかえって全体最適を忘れてしまう場面があることです。欠品ばかりに気を取られると注文が少ないことを喜んだり、逆に欠品を出さないことばかりに気を取られると仕掛在庫が膨らんでしまったり、上手くいかないのです。参加者の多くはザ・ゴールを読んでいた優れた人ばかりでしたが、それでもボトルネックを集中的にテコ入れし、それ以外の工程はボトルネックの能力以上に生産しないという原則を守るのは難しいと感じました。だからこそ何度も学びスキルアップさせる必要があるのだと思います。

いくらで作って、いくらで売るか

またゲームを通してもう一つ感じたことがありました。それは自分が受け持った工程だけでなく前後の工程や工場全体のことに興味を持つのにこのゲームが役立つということです。もっというと製造の人間だけでなく営業や経理など他部門の人と一緒にゲームに参加すると立場を超えた視点での協力の手助けになると思います。本来、商売はいくらで作っていくらで売るか?その両方を考え最適化する必要があります。ユーザーが喜んで買って頂ける最も高い値段。それが最高の値決めです。そのうえで工場はコストダウンや在庫削減、納期遵守に全力を挙げています。しかし、営業が売上アップを目指し値引いて売ってきたのでは工場のコストダウンの努力はあっという間になくなってしまいます。ダイスゲームを行うと工場の考えや努力がイメージしやすいのです。工場の努力や考えがイメージできれば値引き販売にブレーキをかけられるかもしれません。また製造はコストダウンや品質に意識が集まりがちで、「いかに作るか」ばかりになりがちです。しかし、本来は「売れるものを」「売れるタイミングで」「売れるだけ作るのが」ものづくりの基本。だから営業との緊密な連携は不可欠です。TOCを学ぶためのダイスゲームは社内コミュニケーションのツールとしても役立ちそうです。

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