よくある外国語サイトの失敗例 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2011年8月30日火曜日

よくある外国語サイトの失敗例

失われた10年とも20年とも言われますが、国内の売上をこれ以上伸ばすのが難しいと考え、海外売上で国内不振をカバーしようと考える製造業は多いのだと思います。そして多くの企業で英語や中国語サイトを公開してます。しかし多くの場合、投資したほど成果が上がってません。

よくある外国語サイトの失敗例


失敗する理由

多くの企業は日本語サイトをそのまま英語や中国語に翻訳しただけで次の一手が打てません。成果が上がらない理由はおおむね2つに絞られます。

  1. 外国語サイトを海外ユーザーに見てもらえない。
  2. 現地ユーザーのニーズにWebサイトが答えていない。

実際、これまで数多くの製造業のWebサイトを見てきましたが海外からのアクセスは5%以下の企業がほとんどです。そのアクセスも親会社経由で製品を購入する現地の日系企業と思われるもので必要に迫られて直接アクセスする既存客がほとんどなのが実情です。海外ユーザーを見つけるためには、まず狙った地域で検索エンジンに表示されること、そして現地ユーザーのニーズにあった製品情報を紹介することが大切です。日本語をそのまま翻訳するのではなく、ターゲット国で売る製品を絞り込み、小さくスタートすることが大切です。その事によってPRの焦点が絞れ無駄な制作費も掛からなくなります。重要なことは海外ユーザーにまずWebサイトを見てもらうことです。そしてそのためにSEOやリスティングをすることです。

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