ユーザーが直帰する原因 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2011年10月14日金曜日

ユーザーが直帰する原因

アクセス解析を始めると、直帰率が高いことが気になるものです。そして直帰率を下げることを目標に努力する担当者が多いのですが、時々これは違うなと感じる時があります。

ユーザーが直帰する原因

直帰率さえ下がればいいの?

当然いい方向で改善する人が多いのですが、なかには現状分析も充分にしないまま直帰率が下げることばかりに気を取られてるように感じるケースもありました。極論すると、直帰率だけを下げたいのならWebサイトを非公開にして一部の人のみに限定してしまえばいいのです。しかしインターネットという開かれた環境で公開してるのです。だから少しでも多くのユーザーに見てもらいたいはずですし、自社の製品やサービスが少しでもお役に立てるように365日24時間Webサイトに働いてもらってるのだと思います。当然、既存のお取引先も大切ですし、社員や協力会社様も大事です。新規ユーザーだけが大事という訳ではありません。それでもWebサイトの可能性を狭めることはないと思います。直帰率を上げる原因を把握して対応することが大切です。

直帰の原因

  1. ニーズが合ってないことによる直帰
  2. 欲しい情報がないことによる直帰
  3. ランディングページの情報に満足した直帰

満足して直帰したケースは問題ではありません。そしてユーザーニーズが合ってない直帰はあまり大きな損失はありません。集客に予算を使ってるケースは宣伝費の無駄が出ます。本当に注意が必要なのはユーザーのニーズは合ってるのに、Webサイトに魅力がなくて直帰させるケースです。これは徹底的に改善する必要があります。ニーズを把握し魅力のあるコンテンツを作らなくてはなりません。それはとても時間と労力がかかることです。そのため後回しにする担当者が多いのですが、これこそ優先的に取り組む課題だと思います。

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