一番危ないリニューアル | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2011年11月30日水曜日

一番危ないリニューアル

サイトリニューアルで失敗しやすい典型的なパターンがあります。それは「少し古くなったから新しくしたい」「かっこいいデザインのWebサイトにして欲しい」というものです。


今どきのWebサイトって何?

「しばらくサイトリニューアルしてなかったので、そろそろ今どきのWebサイトにしたほうがいいかな?」というのが経験的に一番危ないパターンです。そのままサイト制作会社を呼んでリニューアルを進めてもこれまでとほぼ同じでデザインだけ良くした(?)ものができるだけです。制作会社はクライアントのニーズを忠実に実行しており、サイトリニューアルの効果が出なくとも制作会社に責任はありません。もしリニューアル効果が出ないのはクライアント側に問題があります。「古くなったのでWebサイトを新しくしたい」というのが、リニューアルのきっかけになるのはアリだと思います。そこで一度立ち止まって考えてほしいと思います。

  • Webサイトの目的
  • ターゲットユーザー
  • コンテンツ
  • ユーザーに何をして欲しいのか?

きちんと考え、いまあるものと違うコンセプトやコンテンツを考えたうえでリニューアル進めたほうが成功の確率は高いと思います。デザインの力を否定するわけではありませんが、いまとコンテンツが同じなら無理してリニューアルするのはもったいないのです。

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