待ち工場になってませんか? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年2月22日水曜日

待ち工場になってませんか?

先日、Facebookで【待ち工場】という言葉を教えて頂けました。これまでは物を作れば売れたから注文を待って仕事をすることが最適化の答えだったのでしょう。高度成長時代には待ち工場は理に適ったものだと思います。

待ち工場になってませんか?

いいモノをつくれば分かってもらえる?

しかし、残念なことに今はそういう時代ではないのです。技術はあるのにマーケティングに疎く、市場への働きかけができないのです。そのために思うように注文の取れないメーカーが多くみられます。そうです。環境は変わってしまったのに、いまだに【待ち工場】が多いのです。こういう露骨な言葉のほうが、理屈を重ねるよりも伝わると思いました。言われるとイヤだけど刺さる言葉かな?と感じてます。お客様に働きかけて需要を創るためには行動することが大切です。自社の製品を見てもらう。技術を説明する機会を作る。どうしたら売れるのか?成果が出るまで何度も繰り返すのです。まるで品質などの改善活動のように・・・ものづくりにかける情熱と同じようにあなたの技術や製品を伝えることにも情熱を注いで欲しいのです。品質が良くても知ってもらえなければ、お客からみれば存在しないと同じです。

*ちなみに待ち工場という言葉を教えてくれた浅井さんの会社
有限会社浅井製作所のWebサイト


この記事もおすすめ
改善の余地が大きい製造業のマーケティング
QCD至上主義の限界
生産財の購買プロセス TiiiCA(ティーカ)

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加