ダイレクトメールのレスポンス率の捉え方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年4月11日水曜日

ダイレクトメールのレスポンス率の捉え方

あるお客様でe-mailを使ったダイレクトメールを定期的に行います。原稿を変えたり、リストを変えたりしながら試行錯誤してます。


お客さまの意外な反応

打合せの時、面白いことが起こりました。原稿以外の条件を一緒にしてレスポンス率を比べました。


  1. 原稿がレスポンス率0.183%(お客様が使用してた原稿)
  2. 原稿がレスポンス率0.234%(元の原稿を1箇所のみ変更しました)


修正内容はオープンにできませんが、私から見て何点かあった修正ポイントの中の1つを選んで原稿を修正しました。私はいい結果が出たと満足してたのですが、お客さまの反応は意外なものでした。「ほとんど誤差では?」「えっ・・・」わたしはお客さまの原稿の問題点を1つ1つ改善してどのくらいレスポンスが増やせるか数字で示す第一歩でレスポンス率が127.86%もアップしたのに評価されずショックを受けました。お客さまの感覚では0.051%の差しかなく誤差の範囲だったのです。そして私は127.86%も増えたと評価したのです。e-mailの評価について共通認識がなかったことが失敗でしたが、改めて、数字であっても様々な解釈があることを学びました。この企業のダイレクトメールの改善は始まったばかりです。原稿内容だけでも多くの修正点が残るのでレスポンス率はまだ上げられると思います。

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