誤差かどうか判断する公式
Webマーケティングのメリットは結果を数字で把握できることです。しかし、仮説を立てて改善し、検証しても効果があったのか?誤差の範囲なのか?判断に迷う時もあると思います。そういう時は統計的に効果を判断するといいと思います。
だからコンバージョン率が0.5±0.1372=0.3628%~0.6372%の範囲に収まれば誤差の範囲になります。アクセス件数が大きければ大きいほど誤差の範囲が小さくなります。実際には複数の要因が複雑に絡み合うので単純にこの公式だけで判断することはありませんが参考にはなると思います。改善の成果を勘と経験ででなく誰でも同じ判断が下せるよう工夫することも大切です。
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誤差の範囲を計算する
例えば、ランディングページの改善効果があったかどうか、リスティングの広告文変更が効果があったかどうか、ダイレクトメールの内容変更に効果があったかどうかなどより客観的に判断する手助けになると思います。例えば、ランディングページのコンバージョン率が0.5%アクセス件数が10,000件の場合、誤差の範囲を計算すると誤差の範囲の計算手順
- コンバージョン率×(100-コンバージョン率)=0.5×(100-0.5)=49.75
- コンバージョン率×(100-コンバージョン率)÷アクセス件数=49.75÷10,000=0.004975
- 0.004975の平方根=約0.07
- 誤差範囲=1.96×0.07=±0.1372
だからコンバージョン率が0.5±0.1372=0.3628%~0.6372%の範囲に収まれば誤差の範囲になります。アクセス件数が大きければ大きいほど誤差の範囲が小さくなります。実際には複数の要因が複雑に絡み合うので単純にこの公式だけで判断することはありませんが参考にはなると思います。改善の成果を勘と経験ででなく誰でも同じ判断が下せるよう工夫することも大切です。
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