今日から夏休みです。明日からしばらくこのブログもお休みしゆっくりリフレッシュします。さて、今日は技術経営の常識のウソ:伊丹敬之著を紹介します。
タイトル:技術経営の常識のウソ
著者:伊丹敬之
発売日:2010/12/16
ジャンル:
ISBN-10:453213398X
ISBN-13:978-4532133986
技術立国を標榜するものの、かつての強さが見られない日本の製造業。アメリカ発の経営理論が持て囃され、日本の状況にあったものに咀嚼して取り入れることができてないと思います。そんな視点で技術経営の常識を見直すことも大切です。本文は全9章からなっており、すべて魅力的な内容です。特に8章の「磨き抜かれた生産技術こそ、先端市場進出には必要」に共感しました。新規市場への進出というと、どうしても先端技術が注目されます。しかし、先端技術だけでは製品は作ることができません。先端技術に合わせ製造工程と設備を開発する技術も不可欠です。東レが繊維事業での生産技術の蓄積をフィルム事業進出に活かした事例が詳しく紹介され、興味深く読むことができました。
全体の構成は
この3部で構成されてます。技術経営に興味のある方には特にオススメの本です。
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顧客ニーズと自社技術の摺合せ
技術を「魅せる化」する
タイトル:技術経営の常識のウソ
著者:伊丹敬之
発売日:2010/12/16
ジャンル:
ISBN-10:453213398X
ISBN-13:978-4532133986
技術立国を標榜するものの、かつての強さが見られない日本の製造業。アメリカ発の経営理論が持て囃され、日本の状況にあったものに咀嚼して取り入れることができてないと思います。そんな視点で技術経営の常識を見直すことも大切です。本文は全9章からなっており、すべて魅力的な内容です。特に8章の「磨き抜かれた生産技術こそ、先端市場進出には必要」に共感しました。新規市場への進出というと、どうしても先端技術が注目されます。しかし、先端技術だけでは製品は作ることができません。先端技術に合わせ製造工程と設備を開発する技術も不可欠です。東レが繊維事業での生産技術の蓄積をフィルム事業進出に活かした事例が詳しく紹介され、興味深く読むことができました。
全体の構成は
- 第一部:アメリカ信仰からの脱却
- 第二部:日本の強みを正当に評価する
- 第三部:生産関連の技術蓄積を活かす
この3部で構成されてます。技術経営に興味のある方には特にオススメの本です。
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付加価値は存在しない
顧客ニーズと自社技術の摺合せ
技術を「魅せる化」する