問合せにつながるパターンを基準にする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年12月18日火曜日

問合せにつながるパターンを基準にする

アクセス解析を使ったWebサイトの課題発見の方法は2つあります。1つは目標と現状のギャップから課題を見つける方法です。目標を定量的に決めれば比較的簡単な方法です。そしてもう一つは純粋にデータと向き合い思いもよらぬ改善ポイントを見つける方法です。

問合せにつながるパターンを基準にする

目標と現状のギャップから課題を見つける

だからセミナーではこの方法をお勧めしてます。例えば目標となる項目を決めて基準値を設定するのです。
  • アクセス件数●●件
  • 平均ページビュー●●ページ
  • 直帰率●●%
  • 滞在時間●●秒
これらのデータから問合せの確率が高いパターンを見つけ基準値にするのです。過去のアクセスデータから問合せにつながりやすいのパターンを見つけることが大切です。典型的なパターンは滞在時間と平均ページビューでの基準です。そしてもう一つは問合せにつながりやすいページの特定です。基準値はユーザー(新規とリピーター)やトラフィック(流入元)ごとに違います。そして基準値とのギャップを利用して課題を見つけるのです。基準さえ決めればいい悪いの判断が容易になり比較的簡単に課題を見つけることができます。

思いもよらぬ改善ポイントを見つける

そしてもう一つは純粋にデータと向き合い思いもよらぬ改善ポイントを見つける方法です。これは上級者向けの方法です。アクセス解析の知識と経験が豊富なこと。解析にじっくりと時間をかけるゆとりのあること。この2つが必要最低限の条件です。さらに自社ビジネスを熟知してることも大切です。

まとめ

私は基準値を作ることがとても大切だと思います。できれば経営者もしくは管理者と相談して基準作りに取り組んで欲しいと思います。上級者以外は基準値がないと改善は進まないものです。



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