営業への配置転換は難しい | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年1月21日月曜日

営業への配置転換は難しい

製造業では多くの場合、営業が少なく新規開拓が弱くなりがちです。営業強化が課題でも有効な手が打てないことが多いようです。不景気になると製造から営業へ異動を行い営業強化を行うこともありますが、多くの場合、成果を上げることはありません。

営業への配置転換は難しい

営業は専門職

営業は専門職です。営業さえ増やせばすぐに売り上げが上がることは稀です。本職の営業でもノルマを達成は簡単ではありません。営業としてのスキルを身につけるには時間もかかります。そして中小・中堅企業の場合営業の教育は現場の主力メンバーが行うことになり一時的に戦略ダウンすることもあり得ます。そしてベテランの営業といえども、昔のように飛び込み営業で効果を上げることはなく新規開拓も本当に難しくなってます。製造業の営業強化は重要です。しかし、安易な配置転換はむしろマイナスが多いのです。優秀なエンジニアを技術営業として顧客訪問を奨励し、技術についての意見交換を行い自社の技術の強みと顧客理解に努め競争力をつけるほうが慣れないセールスをするよりも成果が出やすいように思います。そして営業はプロの営業が責任を持って行う。そのためのスキルアップは非常に重要です。

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