リスティングをお断りした案件
私はWebマーケティングが本業です。そのほとんどがWeb集客から始まり、アクセス解析で課題を見つけてサイト改善し、さらにはビジネス改善を目指すものです。
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Webが最適解とは限らない
ありがたいことにWebサイトやセミナーをきっかけに引合いを頂くことが多いのですが、必ずしもWebを使ったのが最適ではない案件があるのです。ある時も展示会で大手メーカーの企画ご担当者様からご相談を頂きました。とても有名な会社で業界トップクラスの技術力と知名度を持った会社です。新技術開発にめどが立ち、市場開拓するためにWebを活用したいと相談を頂き、お話を伺うと新技術を知る人がほとんどいない状況でした。新技術が認知されれば今までにない大きな市場になりそうとのことです。新技術を広めるためにWebサイトや検索エンジンを利用できないか?という相談でした。VIP顧客との共同開発が有効な案件
しかし、リスティングの使用はこの時点でまだ早いことをお伝えしました。「知らないものは検索されないからです。」それではマス媒体でのPRか?とご質問を受けたのですが、それよりも先にやることがあるとお伝えしました。とても業界で有名な技術力のある会社です。クライアントにも有名な一流メーカーが多く、VIPクライアントをはじめとした多くのお客様がいらっしゃるのです。新技術が役に立ちそうなVIPに対して共同開発や提案をすることが先決だとお話しさせて頂きました。そうです。既存顧客とのコラボレーションを優先するようお勧めしたのです。その後でプライベートショーで新技術を発表し、マスメディアに広報発表することをお勧めしました。業界トップクラスの有名な会社のニュースです。おそらく多くのメディアが取り上げるでしょう。そして認知度が上がって技術に関心を持つ人が増えたらWebを本格的に活用するようお勧めしました。まとめ
市場開拓する手法はWebに限ったわけではありません。Webが有効なシチュエーションかどうか?Webが有効でないときは仕事をお断りすることも大切だと思います。この記事もおすすめ
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