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ターゲットを絞り込むと共感が生まれる

昨日、定番のWebサイト活用セミナーを開催しました。14回目は、はじめて対象者を「エレクトロニクス業界」に限定しました。業界を狭く限定したほうが事例や体験談も深くなり、参加者にとってイメージしやすいセミナーになるからです。以前からもっと対象を絞り込みたいと考えました。製造業では広すぎるのです。

ターゲットを絞り込むと共感が生まれる

集客の不安を克服

ターゲットを絞り込むことは大切なのに・・・集客の不安が邪魔をして行動に移せませんでした。Web集客もコンサルティングしてるのに自分が集客できないのではシャレになりません。それでも失敗を恐れては進歩しません。ターゲットを絞り込んでセミナーをすることに決めました。そして定員を絞り込んで10名で募集をかけたところすぐに定員を超え当日を迎えました。

ターゲット絞込みで一体感

セミナーが始まると、いつも以上に参加者の熱気を感じました。Webサイトに対する問題や課題、市場環境に共通する部分が多いことで共感が生まれたのだと思います。セミナー後の自由参加のワークショップに9名も残って頂き、参加者同士で活発に話し合い例題を考えて頂きました。エレクトロニクス業界に関連する例題だったので、すぐに深い話やいい着眼点が随所に見られうれしく思いました。

ご参加して頂いた方へ

昨日はセミナーにご参加いただきありがとうございました。ぜひ昨日ご紹介したことを行動に移して頂くことが講師の喜びです。

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