アクセス解析レポートの作り方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年7月16日火曜日

アクセス解析レポートの作り方

アクセス解析レポートの作り方という内容で記事を書こうとしてるのですが、これがなかなか難しい。

アクセス解析レポートの作り方


実際に自分がレポートを提出するときは、クライアントのWebサイトの目標に沿って分析するデータを決めます。そしてその項目をグラフや表にしてフォーマットに流し込んで終わりです。わたしはGoogleアナリティクスを使ってますが、多くの場合Googleアナリティクスの標準のレポートで事足ります。わたしが「アクセス解析のレポートの作り方」という内容で記事を書くのが難しいと感じるのは、自分が特別なレポートを作る必要性を感じてないからかもしれません。
  • すごい情報を引き出そう。
  • まだ誰も気が付いてない問題点を発見しよう
  • Webサイトのどんな変化も見逃さないようにしよう
そんなことは考えてません。Webサイトの目標に沿った基本的な数値を定点観測するだけです。その時に一つだけ個人的に注意することがあります。事実のみ述べてデータに対する評価・解釈(憶測)はなるべく言わないことです。(これがとても難しいのですが・・・)例えば、「今月は5日からアクセスが減ってますね。それは●●が原因だと思います。さっそく改善しましょう。」こういう風にしないよう気をつけてます。「今月は5日からアクセスが減ってますね。」ここで、間を取りクライアントに考えてもらうようにするのです。先に自分の考えを言ってしまうと、それが答えになってしまうのです。ついつい気が付いたことがあると伝えたくなる。これを我慢するのが大切。アクセス解析レポートは定点観測するデータを決めたら、フォーマットを作りデータを流し込むだけで充分です。特別なレポートは具体的なテーマがあれば作ればいいのです。良いアクセス解析レポートを作ろうと、Webサイトの課題を無理にひねり出す意味はありません。




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