Webサイトに営業させる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年7月21日日曜日

Webサイトに営業させる

生産財業界では営業活動の多くは既存顧客へ使われます。そのなかでQCDに磨きをかけて受注獲得に向けた努力が行われます。一方、新規開拓は後回しになるケースが多く、一部の熱心な企業が展示会やイベントを活用する程度です。1年に1度か2度の展示会出展で得た引合に新規開拓を頼る状態です。

Webサイトに営業させる


製造業では営業人員が少ない会社が多く、人的な営業活動に限りがあります。だから、多くの企業では問題を感じながらも最優先すべき既存顧客と、年に1~2回の展示会への出展に絞って活動するのです。だから、365日24時間無人でPRし続けられるWebサイトが必要なのです。Webサイトに営業させる。人ではなく情報に営業させる。そして貴重な営業スタッフは最も難しく価値のある仕事に集中し、営業効率を上げることが大切です。「情報に営業させる」だからWebサイトは掲載するコンテンツが最も大切なのです。独自技術やプロジェクトを紹介する。技術論文を掲載する。製品が最終的にどのように使われるか紹介する。実績をできる限り公開する。新聞や雑誌の取り上げられた実績を紹介する。社内の専門家や職人の紹介。・・・・・自社ならではの情報をどれだけ用意できるのか?これが大切になります。そのうえでWebサイトからユーザーがアクションできるような仕掛けを用意してWebサイトに営業させるのです。「人ではなく情報に営業させる」それがWebサイトの一つの機能です。

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