2013年度の研究開発費5.4%の伸び | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年8月9日金曜日

2013年度の研究開発費5.4%の伸び

2013年「研究開発活動に関する調査」(日本経済新聞社)によると主要261社の研究開発費は対前年度比5.4%増となったようです。総額は11兆3806億円。(1社当たり平均436億円の研究開発費)

2013年度の研究開発費5.4%の伸び

研究開発費上位10社

  1.  トヨタ自動車    9,000億円
  2. ホンダ       6,300億円
  3. 日産自動車    5,080億円
  4. パナソニック   4,900億円
  5. ソニー        4,600億円
  6. 日立製作所    3,630億円
  7. デンソー      3,500億円
  8. 東芝         3,450億円
  9. 武田薬品工業   3,400億円
  10. キヤノン      3,100億円
各社が力を入れる研究テーマも省エネ技術が50.2%、新エネルギー技術が44.4%選ばれており、広い業種で省エネ技術を重視してます。研究拠点を増やす地域は新興国が軸で、22%の企業が海外拠点を増強します。景気の良し悪しにかかわらず研究開発は長期的に取り組むものです。4年連続で研究費は増加してますが、まだリーマンショック前の水準には戻ってません。ユニークな独自技術は競争力の源泉です。そして新しい市場を作る力を持ちます。研究開発費が増えた以上の成果が出ることを期待します。

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