最近、リスティングの部分一致が少し変 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年8月24日土曜日

最近、リスティングの部分一致が少し変

最近、Googleのリスティングが変化したように感じます。それは生産財など検索回数の少ないキーワードでの広告で影響の多い変化です。

最近、リスティングの部分一致が少し変



関連性の薄い検索の時にも広告が出るケースが増えたのです。例えば、「画像 ボード」というキーワードで広告する時に画像ボードと全く関係のない娯楽系の意図せぬ検索キーワードでも広告が出てしまう割合が増えました。これまでは事前に除外キーワード設定をしておけばそのようなことは余りありませんでした。しかし、最近はしっかり除外キーワード設定して長期間安定した成果を出した広告キャンペーンでも意図せぬキーワードでの広告が増え影響が出てます。まだきちんと分析してませんが、多くの人が検索するキーワードに優先的に広告が出されるように変化したように感じます。だから専門性の高い狙ったキーワードと関係のない娯楽系のキーワードに広告が出ることが増えたのでは?と感じてます。好ましくないキーワードに広告が出ないように調整することはできるのですぐに対応しますが、その分手間が増えます。登録したキーワードが部分的に含まれれば、意図せぬキーワードに広告が出ることはこれまでもあったのですが、最近は登録したキーワードを全く含んでない場合でも広告が多く出てしまうこともあります。好ましくないキーワードでの広告をストップするために掲載された検索クエリをチェックする頻度とそのキーワードで広告が出ないようにするための除外キーワード設定にかかる時間がこれまで以上に多くする必要があります。専門性の高いキーワードでの広告を軽視では?と思えるほどです。こういった変化は大なり小なり常にあります。多くの場合はより良い広告につながるいい変化なのですが今回は違います。ユーザーの求める情報とのマッチング精度を高めるための改変なら歓迎ですが、エンジニアをはじめとした生産財業界のユーザーにとっては改悪です。当然トライアンドエラーを繰り返し効果の薄いものは続けないので、今回の変化もしばらくしたら元に戻るとは思いますが、生産財でのリスティングをチェックせずに出しっ放しの人は念のため検索クエリを調べることをお勧めします。この記事は2013年8月24日現在のものです。おそらくすぐに状況は変わると予想してます。



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