買う気が明確なお客様を取り込むことは大切です。いわゆる顕在ニーズをもった顧客です。要求する仕様が決まったお客様だと仕事は効率的です。それがもっとも確率は高いのは当然です。
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今すぐ客に集中するのが成長市場での定石
売り手市場、成長市場では次々と新しいお客が出てくるので、明確に欲しい物がはっきりしたお客様だけを相手にするのが定石です。いつ顧客になるかわからないリードを育てるような悠長な暇はないのです。今すぐ客をすぐに捕まえ伸びていく市場のシェアを奪うことが重要。手っ取り早くQCDをすり合わせ受注する。そして次の商談に移っていく。それが高度成長時代のスタイルでした。成熟市場の定石はリード育成
しかし、市場が成熟・衰退したり、過当競争が繰り広げられると顕在ニーズを持ったお客だけを相手にしたのでは厳しくなります。スペックや仕様にまで落とし込まれてからでは遅いかもしれません。顕在ニーズを追いかけては価格競争に巻き込まれるばかりです。生産財の購入ではお客様は「目標」に向かってアンテナを張り巡らせます。課題を見つけ、課題解決方法を探ります。そして、様々な解決方法から適切なものに絞り込み、スペックなどQCDに落とし込み業者選定を行うのです。ここまでに長い時間を使い複数の人々が情報収集を行うのです。どのタイミングでアプローチすることが自社にとって有利であるか?競争が少なく、受注まで遠くない効率の良いタイミングを探すのです。アプローチのタイミング
- 目標設定
- 課題設定
- 課題解決方法検討
- スペック選定
- 相見積り
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