ホームページ5年リースの問題点 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年10月26日土曜日

ホームページ5年リースの問題点

最近は減りましたが、ホームページをリース契約で受注する業者がいます。月額5万円で5年契約というのが典型的なパターンです。その間のページ更新はサービスするというふれこみでセールスします。この間もある中堅製造業の特設サイトでリース契約があと2年近く契約が残っており、新しいところでWebリニューアルしたくてもできないと相談を受けました。(*このブログではホームページという言葉は使いませんが、リース契約のセールストークがホームページの5年リースなのでこの記事ではWebサイトのことをホームページと書きます。)

ホームページ5年リースの問題点

リース契約が正しく説明されない

「月5万円でページ更新などのメンテナンスもすぐに対応、SEOも強くてお得ですよ・・・」こんな感じで巧みにセールスをします。インターネットに疎い会社を狙ってる節があります。昔の話ですが雑誌の仕事で長野県に出張した時、訪問した企業のホームページを見たら行く会社、行く会社で同じレイアウトのリース契約によるホームページに出くわしました。なんとピックスの内容まで同じなのです。2日の出張で4社もあり非常に驚きました。トピックスはSEOに効果的と説明を受けて製造業関連の業界ニュースが掲載されてました。SEOには効果がないことは明らかです。むしろ、質の悪いコピー情報の垂れ流しです。そしてリース契約だと理解せずに「安いから」「サービスが良いから」と思って契約したのです。満足してるなら第3者がとやかく言うことではないのですが、契約内容・サービス内容が正しく説明されてないと感じ嫌な気分になりました。

ホームページのリース自体グレーな取引

法律の専門家でないので、ネットで調べてみたところホームページのリース自体が法的にグレーなことのようです。興味のある方は「ホームページリース商法」「ホームページリース 裁判」などで検索してください。解約できないと思ってる方が多いのですが、解約する方法もあるようです。

形を変えたリース契約も・・・

悪質なリース商法は形を変えて他にもあるようです。ASPや買い物カゴのリースなど類似商法もあるようです。契約に満足してるのであれば、他人がとやかくいうことではありません。しかし、被害にあったと考える契約者も多くいます。同じような被害が広まらないことを祈ります。

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