引合いが集まる製品ページの作り方 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年10月19日土曜日

引合いが集まる製品ページの作り方

生産財のWebサイトは製品情報が主役です。しかし、これまで多くのWebサイト診断をしましたが、製品ページに問題があるケースが多いのです。だから基本的なことをまとめました。

引合いが集まる製品ページの作り方


本題に入る前に質問です。ユーザーがあなたの製品を選ぶ基準はどこにあるのでしょうか?QCDで選ぶのだとは思いますが、具体的に外せない基準を3つ考えてください。そして、ユーザーが製品を選ぶ基準をメモしましょう。

ユーザーが製品を選ぶ基準をWebサイトに載せる

あなたが選んだ3つの基準がWebサイトに掲載されてるか確認しましょう。情報があっても比較が難しかったり、分類ができなかったり不便ではないですか?問合せしないと分からない・・・ということはありませんか?それでは、検討するのは面倒です。取引先や既存客ならば必要な情報を見つけられるかもしれませんが、はじめてWebサイトを見た人には難しいでしょう。製品によって検討に外せないスペックは違います。Webサイトに自分に合った製品を絞り込むため基準を掲載することが不可欠です。
  • サイズから選ぶことが便利な製品
  • 形状から選ぶことが便利な製品
  • 材質から選ぶことが便利な製品
  • 機能から選ぶことが便利な製品
  • 規格から選ぶことが便利な製品
  • 型番で選ぶことが便利な製品
  • スペックから選ぶことが便利な製品・・・・
状況によっては納期で選ぶ、価格で選ぶこともあるでしょう。

ユーザー視点で製品を分類する

製品情報をWebサイトに掲載する際、自分に合った製品が簡単に見つかるよう製品情報を整理・分類する必要があります。あなたが選んだ3つの基準をうまく使って製品分類するのです。「製品を選ぶためにページを行ったり来たりしなければならない」そういうことのないようにページレイアウトや構成を見直しましょう。ユーザーに合った製品を見つけてもらえるようにしましょう。

不安や疑問を解消するページも用意する

自分に合った製品が見つかり、採用を意識するとリスクが気になり始めます。その不安や疑問に答えるページを用意することでユーザーの気持ちを後押しするのです。試験データや販売実績、受賞歴、会社概要、サポート体制などユーザーが安心できるページが効果的です。そして不安を解消した人がアクションする仕掛けを作ると躊躇することが減ります。

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