おはようございます。
今日は久しぶりにお勧めの本を紹介します。私が雑誌の営業を行ってた時代の本で2005年初版の「複雑な世界、単純な法則」ネットワーク科学の最前線 マーク・ブキャナン著です。少し難しい内容の本ですが、面白く何度も読み返してます。昨日も第9章の「生態系をネットワークとして考える」を読み返しました。
タイトル:複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線
著者:マーク・ブキャナン
発売日:2005/2/25
ジャンル: 科学・テクノロジー
ISBN-10:4794213859
ISBN-13:978-4794213853
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多すぎる選択肢はかえって不便
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タイトル:複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線
著者:マーク・ブキャナン
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ネットワークの仕組みから複雑な事象を読み解く
ネットワーク科学の視点から、脳細胞やインターネット、食物連鎖、人間社会で起こる複雑な事象を読み解く本です。6人以上の知り合いを介するだけ世界中の人々と間接的につながることや、金持ちがますます豊かになるわけ、インターネット上でなぜごく一部のサイトだけが飛びぬけて多くのリンクを持ち影響力を増し続けるのか?乱獲が生態系にどのような影響をもたらすか?エイズやインフルエンザの感染をシミュレーションする方法など一見全く異なる複雑な事象を読み解いてるのです。スモールワールドとは
この本の中で重要なキーワードが「スモールワールド」です。スモールワールドとは平たく言えば「世間は狭い」ということ。たった6人程度の知り合いを介するだけ世界中の人々と間接的につながることは6次の隔たりと言われる仮説もスモールワールドを表す言葉として有名です。SEOやSNSなどWeb業界にも大きな影響を与えた理論です。弱い結びつきにも価値がある
とても難解でまだ自分のものにできてませんが、ネットワークの結びつきの強さに関する項目も興味深く面白いのでお勧めです。印象に残った言葉を箇条書きにします。印象に残った言葉
発行されてからずいぶん時間も経ってますが未だに魅力を失わない名著です。
- 弱い結びつきが生態系の安全弁になる
- 競争力のある強い集団は「強い絆」で結ばれる
- 「弱い絆」を欠く集団は潜在能力を発揮できない
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