競合企業のWebサイトをチェックする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年11月10日日曜日

競合企業のWebサイトをチェックする

おはようございます。
先週、ものづくりNEXT2013にお越し頂いた方へのWebサイト診断が終わりました。いつものサイト診断ですが、会場でお話を伺うことができたので、意識する競合企業のWebサイトと比較しながらWebサイト診断を行うことできました。

競合企業のWebサイトをチェックする

ユーザーはWebサイトで比較検討してる

サイト運営するときに忘れてはならないことがあります。Webサイトは比較されるということです。BtoBはその傾向が強く、設備投資やキーデバイスの選定は当然として、生産財は複数のWebサイトで比較検討されます。(Webサイトだけでなく取引先の評判、営業との商談、展示会あらゆる角度で比較されます。)だから、自社サイトだけを見てもサイト運営は不完全です。

検索順位チェックだけになってませんか

意識する競合サイトは定期的にチェックするのが基本です。検索順位チェクを定期的に行うことはWebマーケティングに取り組む企業なら行いますが、それだけでは不十分です。サイトマップをチェックしてサイト構造のを把握することから始めるのがお勧めです。
特に製品・サービス情報は読み込み自社との比較を行います。まずサイトマップを比較して、製品・サービス情報を中心にコンテンツを比較検討します。そのうえでWebサイトのゴールを確認しましょう。Webサイトのゴールとは「お問合せ」「カタログ請求」「見積り依頼」「デモ機貸出」「CADデータダウンロード」「工場見学希望」などサイトに訪れたユーザーにして欲しいアクションです。競合企業のゴールをチェックすると多くの営業に役立つヒントが見つかることもあります。

自社の強みをWebサイトに表現する

商談の時にお客様にアピールする強みをWebサイトに表現してるか?競合企業のサイトと比較をしながら検討しましょう。生産財業界のWebサイトで自社の強みをしっかり表現できてるWebサイトはまだ少数派です。「ソリューション」「あらゆる」「スペシャリスト」・・・これらの言葉で強みを表現しようとするWebサイトが多いのですが、中身のない言葉で飾ってもユーザーに強みは伝わりません。抽象的な表現でなく具体的に強みを表現することがコツです。できれば数値で強みが表現できないか検討しましょう。

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