Webサイトリニューアルは段取り第一 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年11月6日水曜日

Webサイトリニューアルは段取り第一

おはようございます。
年内にWebサイトのリニューアルが4本同時進行中です。以前だと忙しくしてたと思いますが、今回はゆったり進行できてます。(といっても私はディレクションをするだけなので大変なのは原稿や写真を用意されるWeb担当者とデザイン、コーディングをする人なのですが・・・)それは以前に比べサイト制作の段取りに気を配ってるからだと思います。

Webサイトリニューアルは段取り第一

納期短縮は機会ロスを減らし、コスト削減にもつながる

Web制作でこだわることは納期短縮です。そのためWebサイトのサイトマップをしっかり作り情報設計を行い、コンセプトの共有を徹底してます。クライアントであるWeb担当者、デザイナーと情報をネット上で共有し、意思の疎通を図ってます。最初は時間がかかりますが、コンセプトを決めてページ構成を確定させてから個々のページの作成に入ったほうがはやく進行します。コンセプトやページ構成に曖昧な部分が残ったまま制作を進めるとコンセプトの軸がぶれたり、予想外の変更・修正が起こる原因にもなります。サイト制作に入って2か月くらいたってWebサイトの方向性が変わり一からやり直しになっては、それまでにかけた時間と労力、そしてコストも大きく無駄が膨れ上がります。

コンセプトとページ構成を確定させるのが第一歩

Webサイト制作するうえで最初の仕事はコンセプトを固めることです。「誰に」「何を伝え」「どうして欲しいのか」なるべくターゲットを具体的に考えます。ターゲティングが良ければWebサイトに必要なコンテンツもはっきり見えます。そしてゴールページへの流れもイメージしやすくなります。そしてコンセプトができたらページ構成を考えます。簡単なサイトマップを作り共有できれば準備完了です。

原稿と写真を準備することを優先させる

コンセプトが固まったら原稿を準備します。すべてのページの原稿と写真(動画)を揃えることが大切です。どうしても素材が集まらないページは別の機会に更新してもいいのです。そして素材がそろったら、ユーザーの視点で原稿を見直します。(原稿を書いた人だとどうしても主観が入るので第3者が見ることが理想です。)その時に各ページの文章量や文体もある程度そろえておくと仕上がりがきれいになります。すべての素材がそろったら制作に入ります。そして一気に制作を行うことで無駄な材料待ちの時間や予期せぬ変更・修正を減らせます。3つとも基本ですが、できてないことが多いのです。凡事徹底が大切だと思います。

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