PDCAで製造業のWebサイトが成果を上げるコツ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年12月3日火曜日

PDCAで製造業のWebサイトが成果を上げるコツ

おはようございます。
PDCAはとてもシンプルな手法ですが、上手く回すにはコツがあります。生産性向上などでPDCAを使い慣れる製造業でもWebサイトのPDCAは上手くいかないことがあるので、製造業のWebサイトのPDCAを上手く回すコツをまとめます。

PDCAで製造業のWebサイトが成果を上げるコツ

ターゲットを決めてアクセス対策を行う

製造業のWebサイトはアクセス数が少なく検証が上手くできないことがあります。データが少なく検証にならないのです。アクセス対策を行わずに自然とアクセスが集まることを待ってもPDCAは回りません。Webサイトを用意しただけではアクセスは増えないからです。だからアクセス対策が必要なのです。見てもらえないとWebサイトの検証も進みません。そして、上手く検証を進めるにはターゲット設定が大切です。どのようなニーズを持った人にWebサイトを見てもらうのか?そして何をしてもらいたいのか?ターゲットと目標を具体的に設定することで検証が簡単になるのです。ユーザーニーズを検索キーワードに落とし込めば、SEOやリスティングでアクセス対策を行うことができます。そしてランディングページも作りやすくなります。漠然とアクセスを増やすだけではPDCAを回すのは難しいのです。

技術や営業に情報をフィードバックする

製造業、特に生産財のWebマーケティングではPDCAに長い時間がかかります。その訳は検証後の改善がWebサイトだけに留まらないからです。製造業ではWebでビジネスが完結することは稀です。だからWebサイトだけ改善しても大きな成果が得られることはありません。Webサイトの改善だけでなく製品、サービス、営業などをレベルアップさせてWebサイトに反映させる大きなPDCAサイクルを回す必要があるのです。アクセス解析データはWeb担当だけでなく、経営、技術、営業にもフィードバックしてWeb以外も同時に強くすることが大切です。

大きな改善にも目を向ける

宣伝を強化したり、サイト改善をしてるのに思ったように成果が上がらない時があります。キーワードの見直しや広告の見直し、そしてランディングページの見直しを行っても状況が変わらない・・・そんな時はWebサイトだけで考えないことも必要です。市場トレンド、競合企業、製品、営業などWeb以外にヒントが見つかることが多いのです。競争力のある会社のWebサイトは平凡でも成果を上げることが多いものです。Webサイトは企業活動の一部分です。



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