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リスティングのまとめ(広告設計編)

おはようございます。
今週も1週間頑張ってこうと思います。これまでに書いたリスティングの設計の記事をまとめました。

リスティングのまとめ(広告設計編)

お客様と考えるリスティングのコンセプト

リスティングのコンセプトの作り方に対して考えが変わってきました。以前は、お客さまの競合やユーザーの業界、またお客さまの強みを事前に調べて自分がベストだと思う広告コンセプトを提案しました。しかし、「本当にこれでいいのかな?」と感じることが多くなりました。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2012/02/blog-post_08.html

リスティングで自社の強みを磨く

リスティングを行うときは自社の強みを意識して「キーワード」「広告文」「ランディングページ」を確認することが重要です。そして改善を続けることで強みが磨かれていくのです。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2013/03/blog-post_11.html

リスティングでWebサイトのPDCAサイクルを確実にまわす

リスティングのメリットはWebサイトのPDCAを確実に回すのに役立つことです。しかし、「リスティングのPDCA」を回すことに留まっているケースが多く見られます。「リスティングでPDCAをまわす」ほうがより大きな成果につながります。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2013/12/webpdca.html

リスティングは運用より広告設計

あなたはリスティングで成果がでなかったり、手間がかかって大変だったりしてませんか? それは広告設計をしっかり行わずに運用による改善で解決してるからかもしれません。運用による改善は対処療法です。設計による改善は根治療法なのです。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2012/05/blog-post_12.html

リスティングより大事なこと

リスティングを行う上で一番大事なことは「顧客理解」です。リスティングの技術も必要ですが顧客理解の差でうまく成果を上げる企業とそうでない企業では大きな差が出ます。リスティングを学ぶことも大切ですが、その前にユーザーをもっと理解したほうが得るものは大きいのです。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2012/08/blog-post_3.html

リスティングを広告と考えない

リスティングの役割は本来Webサイトへのアクセスアップです。「広告」と考えるとコンバージョン達成したキーワードに偏った入札管理に陥ります。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2013/07/blog-post_14.html

リスティングのアカウント設計をサイト改善にも役立てる

アカウント設計はリスティングの最適化の手段としてでなく、サイト最適化のためにも活用できます。サイト最適化を並行したほうがより大きな成果につながります。だから私はサイト改善のためのアカウント設計をより重視しています。
http://eijimiyamoto01.blogspot.jp/2013/11/blog-post_8.html

まとめ

リスティングは広告ではなくマーケティングツールと考える方が得るものが多いと思います。近視眼的な広告効果の追求が縮小均衡を招き、本来取り組むべき「顧客理解」「サイト改善」につながる貴重な情報を切り捨てるケースが多いのです。



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