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生産財業界のアクセス解析の導入率は65%

おはようございます。
アクセスデータがあるとないとではリスティングをはじめWebマーケティングは雲泥の差が出ます。それなのに生産財業界ではアクセス解析の導入率が65%です。セミナーに出席頂いてWebサイト診断させていただい企業では90%の導入率と意識レベル高さを感じています。Webに力を入れるならアクセス解析の導入が不可欠です。

もう?まだ?生産財業界のアクセス解析導入率65%

施策には理由が必要

マーケティング活動には手間とコストが付き物です。サイト制作、アクセス対策どちらもコストと手間がかかる以上データによる裏付けが欲しいところです。費用対効果が計算でき、効果検証ができるからこそ新しいことにチャレンジでき、ノウハウが溜まるのです。ノウハウはプロに借りることもできますが、少しずつ自社にノウハウを溜めなければいつまでも高コスト体質のままです。「やってみなければわからない」と目をつぶって歩くようなことを続けていては成果は期待出来ないのです。

サイトリニューアルはゼロからやり直さない

あなたのWebサイトのリニューアルは「積んでは崩す」を繰り返していませんか?根拠のないリニューアルは外見だけがきれいになるばかりで基本的には同じことの繰り返しです。サイトを見たユーザーのアクセスデータを蓄積し、分析することでWebサイトを有効な資産にするのです。コンテンツはとても大切な資産です。ユーザーにとって有益なコンテンツは何か?どのような情報をユーザーは求めているのか?データによる評価が必要です。

Webサイトの成果と課題を共有する

Webの仕事は以前に比べ理解されるようになったと思います。しかし、まだまだ現場ではWebに対し好意的でない人、疎い人も存在します。経営、営業や技術、総務など立場によってWebに対する考えや視点も違います。立場の違う人があつまり、共通の目的に向かって協力するには数字による情報の共有化が効果的です。データを通じてWebサイトの成果と課題を共有するためにアクセス解析は不可欠なツールです。

まとめ

生産財業界でのアクセス解析導入率は65%です。まだ35%もの企業がWebサイトの状況を数値で見える化していないのです。根拠のない施策は「運任せ」「出たとこ勝負」です。やりっぱなしほど予算の無駄遣いはありません。そうしないためにアクセス解析を使ってほしいと思います。やる気になれば無料ツールも多くあるのです。



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おはようございます。 自社サイトって意外と見ていない人が多いもの。日ごろ仕事をしていて感じることです。だから、不具合や古い情報を垂れ流しのままにしているサイトがなくならないのかもしれません。 ユーザー目線は難しい だから、自社サイトをじっくり見れば問題に気がつき成果が上がる・・・そんなこともありません。どうしても主観的なチェックになりがちで問題を見逃すことがでてくるもの。そして問題をみつけても改善方法がわからない・・・。問題が多すぎてどこから手を付けるべきかわからない・・・。そういう時に声がかかることが多いように思います。よく”ユーザー目線で見ることが大切”といわれていますが、これがなかなか難しい。だから、お声がかかったときはクライアントの代わりにチェックするのが自分の役割だと思っています。ユーザーになりきるなんてできないのです。思い入れのある製品・技術、そして改善活動の積み重ね・・・多くの経験と苦労が客観視することを邪魔します。それができるならWebサイトでも成果は出せるはず。というよりもユーザー目線になれるなら製品開発も営業も大抵うまくいく。分かっているけどできないことの典型なのです。だからクライアントに「ユーザー目線で自社サイトを見なきゃダメ。」とは言いません。私にできることはユーザー目線は難しいけど、事情を知らない第三者として素直にサイトを見ることです。 感じたことをそのままお伝えしない 自社サイトをユーザー目線で客観的に見ることが難しいから第三者の意見が求められるのです。大人の事情を知らない・気にしない。それもユーザー目線に近づくための必要条件のひとつ。製品に対する思い入れや愛情もユーザー目線には不要です。固定観念や思い入れは邪魔になるだけ。見たまま、感じたまま、そして、アクセスデータから客観的な事実を抽出する。でも、感じたことをそのままお伝えすることはしないんです。感じたこと・気がついたことを忘れないように整理しながらどう伝えたら改善行動につながりやすいのか?また、悪い指摘ばかりして、感情的な拒絶をされ建設的な話ができなくならないように細心の注意をしています。 長所を見つけ伸ばしていく 基本的には悪い指摘だけで終わらせない。クライアントの良さが伝わる具体的な改善案を合わせてお伝えする。そして、悪い面だけなくクライアントが気...

必要な人に必要な情報を必要なタイミングで届ける

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TOCのダイスゲームを体験してきました

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