ランディングページには型がある | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年4月3日木曜日

ランディングページには型がある

おはようございます。
昨日は不思議な1日でした。大変お世話になっている社長3人からお叱りと励ましと、そして本当にひさしぶりのご連絡をいただきました。3名ともお話は違うのですが、同じ1日で3名からご指導ご鞭撻頂けとても感謝の気持ちでいっぱいになりました。ご縁を大切にしたいと思います。今日はランディングページを作る際に抑えておくポイントをまとめます。はじめてランディングページを作るときは何から手をつけてよいか?分からないものです。基本の型を知っていれば仕上がりのスピードも精度も良くなるものです。

ランディングページには型がある

ランディングページを考えるうえで最低限必要なポイント

ランディングページも基本は「誰に」「何を」伝えるかです。この2つを考えることが基本ですが、具体的にもう少し詳しくポイントを上げました。

製品・サービスの強み

最初に考えるのはランディングページに掲載する製品・サービスの強みです。他社に対して何が強みなのか?QCDを切り口に検討します。具体的に数字で強みを表現することがポイントです。競争相手に応じて強みは変わります。競合製品、代替製品ごとに強みの洗い出しを行うのです。ここに最も時間をかけるのがポイントです。強みの検討を曖昧なまま進めるとその後のターゲット、キャッチコピー、シナリオ、ゴール、そして集客、検証のすべてがぼやけてしまいます。

強みに共感するターゲット

製品・サービスの強みを考えたら、その価値を高く評価するターゲットユーザーを設定します。ユーザーの困りごとや願望に焦点を絞るとリアルなターゲットを設定しやすくなります。既存製品ならばユーザーの生の声が一番参考になります。そして、同じようなニーズを持つユーザーが他にいないか?検討していくのです。

キャッチコピー

ユーザーに響くキャッチコピーを考えます。ユーザーニーズに応えるキャッチを考えます。思わずページを読み進めたくなる簡潔なメッセージです。

思わず引き込まれるシナリオ

ニーズを満たす製品・サービスであることを効果的に伝えます。製品を使うメリットが理解でき、購入後の理想的な状況をイメージできるようなシナリオです。ユーザーは引き込まれながらも不安や疑問を感じるので、安心感と疑問解消も必要です。事例やニーズを満たす根拠となるデータを効果的に見せることが王道です。そしてユーザーの気が散るのを防ぐことにも気を配る必要があります。

ゴール設定

ニーズを満たすための第1歩となるゴールを考えます。生産財ではWebだけでビジネスが完結することは稀なので、ユーザーにとってはニーズを満たす小さな一歩、そしてスムーズな営業へのきっかけとなるゴールであることが大切です。

集客方法

ユーザーの集客方法も忘れずに考えます。最もオーソドックスな手法はリスティングの活用です。想定したニーズを検索キーワードに置き換え狙ったユーザーを集客するのです。そしてランディングページのキャッチコピーとリスティングのタイトルには一貫性を持たせスムーズにランディングページへ誘導するのが基本です。

検証方法

ランディングページの効果検証を事前に決めておきます。ページ公開してからどのくらいで評価をするのか?評価方法も含め関係者で共有することが次の改善につながります。いつまでにどのくらいの目標をクリアするのか?具体的に数字で決めておくのです。

まとめ

はじめてのことは不安が多く何から手をつけてよいか迷うものです。そんな時基本となる型を知っていれば着実に一歩が踏み出せます。

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