キーワードプランナーの使い方で気をつけること | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年5月26日月曜日

キーワードプランナーの使い方で気をつけること

おはようございます。
リスティングで効果を出すには質の高いキーワードを選定することが欠かせません。重要キーワードは社内で共有されますが、重要キーワードが選ばれた理由や選択から漏れたキーワードについての情報は引き継がれることはほとんどありません。そのために繰り返される無駄が多いように感じています。

キーワードプランナーの使い方で気をつけること

キーワード選択に使われるキーワードプランナー

キーワードプランナーは宣伝効果の高そうなキーワードや広告グループを見つけるために使われます。自分では気が付きにくいコンバージョンにつながりそうなロングテールキーワードを見つけることに役立つのが大きな魅力です。そして、そのキーワードの過去のデータ(検索回数とキーワードの競合性)をチェックして、アドワーズ広告の見積りを取ることができます。過去のデータから魅力的なキーワードを見つけ自分の予算に合うようにキーワードを絞り込むことに使われることが多いのです。

キーワードを除外した理由も残す

キーワードプランナーで取得した情報を有効に使い切るにはコツがあります。コンバージョンにつながりそうな良いキーワードだけでなく、キーワードの選択過程で漏れたキーワード情報を残しておくことが重要なのです。企業では担当のローテーションが行われます。その際重要なキーワードは引き継がれても、絞り込みの過程で切り捨てたキーワード情報は忘れられがちです。そのために繰り返される失敗や予算ロスを無くす必要があります。
  1. 優先的に宣伝するキーワード
  2. 予算に余裕があれば宣伝するキーワード
  3. SEOだけで良いキーワード
  4. 無駄な広告に繋がるリスクのあるキーワード
キーワードプランナーで取得したキーワードを4つに分類し残しておくのです。そして後任担当者が見てもキーワードを絞り込んだ理由、そして選択から漏れたキーワードとその理由も分かるようにしておくのです。それを残しておかなければ、無駄に同じことを繰り返すことになりかねません。除外したキーワードを理解することでより精度の高いキーワード選択ができるようになるのです。

まとめ

キーワードプランナーでは選択から漏れたキーワードを共有することも重要です。特にBtoBでは担当者がローテションで変わるので選択から漏れたキーワードは引き継がれることがありません。だからこそ情報共有することが差別化につながりやすいのです。



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