Webサイトに最適な更新頻度はあるのか | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年5月20日火曜日

Webサイトに最適な更新頻度はあるのか

おはようございます。
あるクライアントのWebサイトをリニューアルしたのですが、既存のコンテンツを使い情報を整理整頓し、再構成しました。お知らせページにあるサポート情報をまとめてページにしたり、階層の深くなった製品ページを見つけやすく階層を浅くしたりしただけなのですが、直帰率が5.45 %改善しました。まだ日が浅いので経過を見る必要はありますが、まずまずの出だしだと思います。分析した集客データやコンテンツデータに対応して、少しずつコンテンツの充実をしていけたら今回のリニューアルの価値が高まると思っています。リニューアル公開してからが本当のスタートです。

Webサイトに最適な更新頻度はあるのか

生産財では毎日の更新は必要ない

Webサイト運営では更新が大切と言われています。Webサイトは最新の情報が載っているものだという認識を持つ人が多いので、その人の期待に応えるために更新が大切なのです。しかし、業界によって必要な更新頻度に違いがあるのです。生産財業界では多くの場合毎日情報を更新する必要はありません。製品やサービス体制に変更や追加があったときに適切に更新すればいいのです。一般消費財のように毎日新しい情報を更新する必要はほとんどありません。多くのユーザーは仕事で必要に迫られたときにしかWebサイトを訪れないのです。「定期的な更新が大切」「ブログをなるべく更新して集客しましょう」と教えられて、仕事に関係の薄い日々の出来事を公式ブログにアップしつづけてもビジネスに役立つことはあまりありません。

ユーザーが求める情報なら迷わず更新

意味のない更新を定期的に行う必要はありませんが、ユーザーが求める情報がWebサイトにないことが分かったら出来るだけ早くページを作り情報公開する必要があります。必要があれば1日で複数ページ追加してもいいのです。Webサイトにページ数の制限はありません。必要な更新ならば毎日行っても良いのです。トラブルシューティングや改善につながるヒントは多ければ多いほどWebサイトの価値を高めます。仕事に役立つ情報更新ならば更新頻度に制限はありません。

まとめ

更新頻度に決まったルールはないのだと思います。結局はユーザー視点に立って判断するものです。ユーザーの支持されるものならばいくら更新しても構いませんし、そうでないなら無理して更新に捉われる必要はありません。

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