アクセス解析データをセールスに生かす | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年6月26日木曜日

アクセス解析データをセールスに生かす

おはようございます。
今日は所要があって仕事を休んでいますが、ブログはいつも通り更新します。普段より遅めの始動でゆっくりしています。 昔に比べるとWebサイトを重視する企業が増えていますが、それでもマーケティング部門の仕事は他部署から分かりにくい≒お金ばかり使っているが効果を疑問視する声がなくなっていないように思います。Webマーケティングに理解を得るために積極的にアクセス解析データを社内共有して理解を得ていく必要があると感じています。

アクセス解析データをセールスに生かす

営業部への情報提供

Webサイトの情報は営業との共有から始めましょう。それはWebサイトからの引き合いを商談成立に結び付けたいという共通の目標が持てるからです。そして営業がWebサイトの効果を実感し積極的に協力を始めたら、売り上げにどのくらいWebサイトが貢献しているのか具体的に示すことができるからです。どうしたら質の高い引き合いを集めることができるのか?営業と話し合って仮説を立ててアクセスデータを共有するのです。

効果的なPRメディアはどこか?

質の高いユーザーを集める効果的な宣伝媒体を見つけ、集中的に予算を投下することで営業案件を増やせないか?情報共有します。投資対効果の薄い宣伝媒体の予算を成果の出ている媒体に集中するのです。リスティングは当然のこと、情報サイトやe-mailを使ったマーケティング活動はすべてアクセス解析でモニタリングすることができます。自社の製品PRにどの手段が合っているのか?営業と共有しトライアンドエラーを繰り返し費用対効果を高めていくのです。

大手企業からアクセスが来ているのか?

自動車業界や半導体業界、大学・研究機関との付き合いが深いなら、一部のVIPクライアントからのアクセス情報を共有しましょう。VIPクライアントのアクセスデータは価値の高いマーケティング情報の塊です。Googleアナリティクスでもある程度どの企業からアクセスがあるのか調べることができます。特定の企業からのアクセスをセグメントして「いつ」「どこから」アクセスしてきてどのWebページを閲覧しているのか?分析して共有するのです。情報共有すれば営業の関心が一気に高まることが実感できると思います。

商談はどこまで増やせそうか?

Webサイトから問合せをしている人がどのようなルートでWebサイトを巡回しているのか?問い合わせを増やすキラーコンテンツがないか?有効な仕掛けが作れないか?アクセスデータから仮説を立てて新しいコンテンツや営業ツールのヒントにします。またユーザーを逃がしてしまう問題ページを見つけ、どのくらい問合せを逃しているか数値で把握することも重要です。見込み客にWebサイトを見つけてもらえない機会ロスと合わせて対策を打つことで商談はどこまで増やせそうか?営業と情報共有することで、予算捻出の協力を得ることができるのです。

まとめ

マーケティング部門はマーケティングの効果を疑問視する声を無くすために他部署への情報提供が欠かせません。アクセス解析データは絶好の情報提供ツールです。問合せをフォローする営業部への情報提供は特に重要です。営業部が求める情報をアクセス解析から定期的に発信する必要があるのです。

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