CMSとCRMを統合するマーケティングプラットフォーム | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年7月2日水曜日

CMSとCRMを統合するマーケティングプラットフォーム

おはようございます。
社外の情報は積極的に集めないと知らぬ間に時代に取り残されるかもしれませんね。そんな気持ちに昨日なりました。新しいものに実績なんて関係ありません。(実績があったらダメだというわけでもありませんが・・)知らないことに興味を持つことは本当に面白い!Webサイト運営に欠かせない存在になったCMSと顧客満足度を向上させるための情報システムCRMを1つのプラットフォームで実現することが当たり前になるのも、もうすぐかもしれません。

CMSとCRMを統合するマーケティングプラットフォーム

CMSとは

CMS(コンテンツマネージメントシステム)とはWebコンテンツを一元管理し、Webサイトを構築したり編集するシステムのことです。Webサイトを構築するには、テキストや画像を用意するだけでなく、HTMLやCSSなどの言語でレイアウトや装飾、そしてページ間のリンクを設定する必要があります。これらの要素をデータベースやファイルに保存し、サイト構築をソフトウェアで自動的に行うのがCMSです。CMSを導入すれば、HTMLなどを知らなくともテキストや画像を作成するだけでページの修正や追加が行えます。更新や修正の必要が頻繁にあり、社内で気軽にスピーディーにWebサイトを運営したい場合に適したシステムです。

CRMとは

CRM(Customer Relationship Management)とは顧客満足度を向上させるために、顧客との関係を構築に注力する情報システム。顧客データベースを中核にメール配信システムやコールセンターシステム、SFAなどを用いて顧客のプロフィールや行動履歴、取引履歴を記録・管理し、問合せに適切に対応したり、顧客に合ったアフターサービスや商品紹介を行うために使われるものです。

サイト運営と顧客サポート(営業支援)の一体化

CMSとCRMはそれぞれ別のシステムとして導入されており、サイト運営と顧客サポートは個別に管理運営されるものでした。しかし、Webサイトを重視する先進的な企業や通販サイトではユーザーの会員化をすすめ、データベースと連動してWebサイトをマイページ化することで会員の満足度向上に取り組み成果を上げています。しかし、製造業ではCRMとWebサイトの連携はまだまだこれからという状況だと思います。特に中小製造業ではCRM導入も少ないのが実情です。また、それ以前の問題としてWebサイトの更新・運営のスピードアップが課題であることが多いように思います。Webサイトの更新コストを引き下げ魅力的な情報発信を行い、顧客や見込み客の満足度向上を同時に高めていくためにCMSとCRMを統合したプラットフォームの可能性は大きいと思います。

マーケティングプラットフォームwritewired

コンテンツの追加・更新からリードの獲得・管理、メール配信、そしてこれらWebマーケティング戦略の根拠となる高度なユーザー行動分析(アクセス解析)をワンストップで完結。既存の基幹システムとの連携も可能。今ある、そしてこれから生み出される資産のすべてを、最小限の手間とコストでWebマーケティングのPDCAサイクルに乗せることができます。(writewiredのWebサイトより文章は引用)
こんなツールがあったのですね。実際に使ってみないと分からない部分もありますが、BtoBでは特にWebサイトとCRMは相性がよく連動するべきだと思っていたので興味のあるツールです。CMSとCRMに興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

writeWiredのWebサイトはこちら

まとめ

CMSとCRMの一体化は製造業に求められた新しいツールになる可能性があります。Webの知識がないスタッフでも自社の製品情報や技術情報をタイムリーに更新できるCMSの機能とメール配信機能や顧客データベースの機能を併せ持つツールがあったら、スピーディーに顧客や市場に対し情報発信することが可能となります。そんな機能が最小限のコストで中小製造業にも簡単に導入できる環境が整ったのかもしれません。

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