広告には独りよがりを軌道修正する力がある | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年9月19日金曜日

広告には独りよがりを軌道修正する力がある

おはようございます。
今日は以前のブログ記事を再編集したいと思います。私の広告に対する基本的な考えです。改めて地味だな(笑)と思います。

広告には独りよがりを軌道修正する力がある

広告で差別化しない

広告で差別化をしても成果が出てないことはありませんか?例えばSEO、リスティングやソーシャルメディアを活用したり、雑誌広告や新聞広告で注目されるグラフィックデザインで勝負したり・・・。もしかして、本業での差別化ができてないのに、広告で差別化しようとしてませんか?広告での差別化は失敗に終わります。本業での差別化を伝えるのが本来の広告です。これならライバルと同じようなメディアに同じ頻度で広告すればよくて、広告での差別化なんて必要ありません。普通に広告しさえすればある程度効果が出るのです。私が強みやこだわりとライバルとの違いを聞くのはそのためです。「ユーザーが御社を選ぶ理由は何ですか?」広告・宣伝で困ったときは根本にかえってみてはいかがでしょうか。

広告は事実を伝える

広告はハッタリだったり、誇張だと考える人もいると思います。それで一時的には上手くいくかもしれません。でも長い目で見るとユーザーの信頼は得られないと思います。すぐには結果が出ないかもしれませんが、「ありのまま」を見てもらうことが大事だと思います。時には思いもよらぬ評価をいただき戸惑ったり、またある時は厳しい評価に落ち込むこともあるかもしれません。しかし、それがまっとうな広告だと思います。市場の評価をもとに製品や技術に磨きをかけて実力を上げる、そしてそれを市場にフィードバックする。そのくり返しが競争力を鍛えるのです。広告はありのままの力を伝えることが大事です。

広告は改善のきっかけ

「SEOで売上倍増しましょう。」「facebookで新規開拓を加速させましょう。」「リスティングは絶大な効果が期待できます。」残念ながらこんな威勢のいいことは私には言えません。このブログをはじめる前からずっと拘ってることですが、地力をつけるために小さなきっかけを大切にしたいと考えます。すぐに効率的に成果を上げたいという考えを否定するのではありません。自分は一歩づつ着実に地力をつけ、役立つ仕事がしたいと思います。新しい手法やテクニックも大切ですが、その前に当たり前のこと基本的なことを愚直に続けることを提案したいと考えます。『クライアントの持ち味を理解し、ユーザーに伝え、その評価に向き合う。そして改善のきっかけし、そのことを繰り返し続ける。』広告が会社を改善するきっかけになるのが理想です。

まとめ

広告は華やかで注目を集めることに意識が集まりがちですが、地道に本業を磨き、市場に報告し、フィードバックをもらい改善のきっかけにするためのツールだと思います。いい広告には独りよがりを軌道修正する力があります。

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