小さな目標を逃げに使わない。 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月29日水曜日

小さな目標を逃げに使わない。

おはようございます。
2011年8月にブログを始めて予定を1回も休まずに目標の1,000投稿を迎えることができました。正直少しほっとしています。しかし、もう過ぎたことなのでいつも通りがんばります。

小さな目標を逃げに使わない。リスクを共有する。

売上につながる結果に拘る

Webマーケティングを生業にする人にとってはコンバージョンは購入や問合せだけでないことは常識です。しかし、クライアントの多くはWebサイトに直接的な効果を期待しています。「Webサイトで売り上げを伸ばしましょう。」と安易にクライアントに迎合する気はありません。しかし、Webだけで商談が決まるわけでないと突き放すこともしたくありません。「カタログダウンロードの件数をコンバージョンにしましょう」「ショールームのページの閲覧件数を重要な指標にしましょう。」そういった提案をしたくなったこともあります。しかし、それは逃げではないか?と感じてしまうのです。確かにそれらの小さなコンバージョンが最終的にクライアントが求めるコンバージョンにつながっている明確な根拠が示せれば問題ありません。しかし、「きっとそうなるはず。」という思い込みなら誤魔化しだと思うのです。

プロに求められるのは結果

クライアントは貴重な予算を預けるのです。そして見返りは確実ではありません。100%確実なことはありません。クライアントはリスクを背負って発注しているのです。仕事を受ける側にも同様の覚悟が求められるのだと思います。それは「結果が出なければ返金」というような安易なものではありません。だからこそクライアントと同じだけのリスクを持つのが理想です。受注する前にリスクをきちんと説明する。そのうえで許されるリスクを共有する。自分が共有できないほどのリスクは正直に告白して仕事を断る。そういったことがとても大切だとこのごろ感じています。

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