オファーを鵜呑みにしない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月31日金曜日

オファーを鵜呑みにしない

おはようございます。
昨日は新しいコンサルティングをすることになりました。丁寧に事実を積み上げ仮説を立てて、検証することで結果を出したい思います。今回のケースもそうですが、クライアントからのオファーは重要ですが、鵜呑みにしないよう心がけています。

オファーを鵜呑みにしない

背景を理解する

オファーを頂いた場合必ずその理由があります。なぜその目標を達成しなければならないのか?何のためにオファーを出したのか?そもそも何に困っているのか?何を目指しているのか?その障壁は何か?オファーの背後にあるものを少しでも正確に把握することが大切です。オファーは真剣に受け止めますが、そのうえで「本当にそれがベストなの?」とあえて批判的に見直してみることが大切です。ヒアリングした内容をいったん白紙に戻し本当にそうなのか?確かめるプロセスが必要です。クライアントが考えている改善策がベストでないことも考えられるのです。

同じ視点では意味がない

オファーをしてくれたクライアントと同じ発想では意味がないのです。それならコンサルティングを依頼する意味はありません。本当の課題は何か?見落としはないか?他に突破口はないのか?第3者の視点を求められているのです。ヒアリングは大切ですが、それだけに頼るとクライアントと同じ発想になってしまいかえって役に立たないことが多くなるので注意が必要です。

目的意識の共有がスタートライン

基本的なことではありますが、やはり目的意識の共有がスタートラインです。本当の課題が何で、目指す方向や目的意識をしっかり共有することが先決です。オファーは多くの場合クライアントが直観的に感じた手段であることが多いのです。それが正解のこともありますが、オファーをそのまま鵜呑みにするのは良いことではありません。

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