検索ボリュームをインプレッション監視に使う | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月9日木曜日

検索ボリュームをインプレッション監視に使う

おはようございます。
検索キーワードの検索ボリュームはリスティングに取り組む時に最初に押さえておきたいデータです。集客シミュレーションに活用されることが多いのですが、他にも大切な使い方があります。

検索ボリュームをインプレッション監視に使う

検索ボリュームとは

検索キーワードがどのくらい調べられているか検索回数を示したデータです。日本国内で1か月間に検索されている回数を調べることができます。Googleならキーワードプランナー、Yahooならキーワードアドバイスツールがあります。

集客シミュレーションに使う

検索ボリュームを調べる意味は検索エンジンを活用してWebサイトにどのくらい集客できそうか可能性を把握するためです。ターゲットキーワードでの集客限界を理解してプランを作るために不可欠なデータなのです。1か月に10,000回検索されているキーワードを対象にリスティングを実施した場合最大でどのくらいのアクセスが増やせるのか?シミュレーションするために使われます。クリック率が1%なら100件集客でき、それにクリック単価をかけたものが1か月の集客コストになります。

インプレッション監視に利用する

キーワードの検索ボリュームを理解することは集客シミュレーションに役立つだけではありません。リスティング運用による機会ロスや過剰露出をいち早く発見するのに役立ちます。例えば検索ボリュームに対してインプレッションが少なすぎる場合は機会ロスが出ています。機会ロスの出ている原因を探り対策が検討できるのです。逆に検索ボリューム以上にインプレッションが出ている場合は広告にふさわしくない検索クエリにも広告が出てしまっている可能性があります。無駄に広告予算を垂れ流しているかもしれないのです。キーワードのマッチタイプを「部分一致」にして出稿している広告主が多いので検索ボリュームとインプレッションの比率に気を配らないと知らぬ間に意図とは違った検索クエリに広告が出てしまい貴重な広告予算を無駄遣いすることがあるのです。

まとめ

リスティングをする時、検索ボリュームは必要不可欠なデータです。検索ボリュームは集客シミュレーションだけでなく、インプレッション監視にも使用できます。

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