セミナーのプレゼンで気をつけていること | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年11月5日水曜日

セミナーのプレゼンで気をつけていること

おはようございます。
今週金曜日のセミナーのリハーサルをこれから繰り返し行います。効率は悪いのですが、何度も繰り返すことで内容も修正され参加者の満足度も上がるので外せない練習です。今回は新しい内容のセミナーなのでいつも以上にリハーサルは必要です。今日は本番前にセミナーのプレゼンで気をつけていることを再確認したいと思います。

セミナーのプレゼンで気をつけていること

台本通りのプレゼンは失敗しやすい

セミナーのプレゼンテーションは事前に台本を用意しないようにしています。何度か細かく台本を用意したことがあるのですが、棒読みになってしまうのです。個人的には参加者の反応を見ながら事例を変えたり、説明方法に工夫をしたり、その時の空気感を大事にするため、台本は作らないようにしています。そのかわり「何を伝えたいのか」「参加者にどんな行動をとって欲しいのか?」メッセージは極力1つに絞り、大筋のシナリオはしっかり組み立てています。

参加者の会社や業界に興味を持つ

少人数制のセミナーだからできるのですが、セミナー申込者のリストはなるべく早く入手して、参加者がどんな会社に勤めているのか?所属部署はどこか?頭に入れてどんな話をしたらいいかを考えるようにしています。毎回、参加者の勤める会社のWebサイトには目を通すようにしています。レジメづくりと同じくらいWebサイトチェックをはじめ参加者の会社や業界を知ることに時間を使っています。セミナーもやはり基本は「誰に」「何を伝えるのか」この2点が大切です。誰が参加するのか?なるべく具体的にイメージできた方がより分かりやすくプレゼンできるのです。そして会場に入ったら参加者の様子を観察し、状況に合わせてゆっくり話したり、緊張をほぐすよう笑いを誘ったり出来るだけ一方的に話をしないよう気をつけています。

専門用語は使わない

専門用語をなるべく使わない。セミナーで気をつけてることです。専門用語を使っての説明は便利です。しかし、話の内容を分かってもらうことを第一に考えるとベストには思えないのです。新しい概念やコンセプトで参加者を煽ることに反発する気持ちがあるのです。難しい専門用語を使うことでレベルの高いイメージを持ってもらうという考え方もあるのかもしれません。しかし、私は内容を誰にでもわかるくらい噛み砕いて、しっかり理解して頂くことが大切だと思います。どうしても必要だと思った時は専門用語を使いますが、なるべく丁寧に別の言葉で補足するように心がけてます。そうすることで自分の理解が深くなったり、新しい気づきを得たりすることもあります。セミナーの内容は分かってもらうことが通過点。ゴールは参加者が行動を起こすことです。こういう考えで専門用語をなるべく使わないようにしてます。

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