あなたのWebサイト運用レベルはどの段階? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年11月20日木曜日

あなたのWebサイト運用レベルはどの段階?

おはようございます。
遠藤功氏の「現場論」が面白いので読み返しています。その中で現場力は3つの能力「保つ能力」「より良くする能力」「新しいものを生み出す能力」で形成されると解説しています。たしかに保つ能力は不可欠な基盤能力で、より良くする能力や新しいものを生み出す能力は、より差別化につながる講義の組織力だと思います。そうです。Webサイトの運用も現場力と一緒です。

あなたのWebサイト運用レベルはどの段階?


Webサイトを継続的に成長させるには、多くの労力と時間がかかります。だからこそ自社サイトの状態を把握するためのモノサシが必要です。運用レベルには3段階あります。

情報の整理整頓ができる運用レベル

まずは会社概要や製品・技術情報などユーザーが必要とする最低限の情報がわかりやすく整理整頓されている段階。「欲しい情報がどこにあるかわからない」「同じような情報が点在している。」「行きたいページにいけない、戻れない。」「どこに問合せしたらいいか分からない。」ユーザーが混乱しないで欲しい情報があるかどうか判断できることに重点を置きます。サイト公開した時にはきちんと情報が整理されていたWebサイトでも日々の更新に追われているうちに迷路のようなWebサイトになることがあります。これはWebサイトが正常に保たれていない状態です。常に新しい情報にアップデートするWebサイトが最初に超えなければいけないハードルです。

ユーザー視点の運用ができるレベル

自社の製品や技術をユーザーの立場に立って表現する段階。ユーザーのかかえる課題や悩みを解決するための情報を用意します。課題解決のための情報やメンテナンスやサポートトラブルQ&Aなどユーザーの「困りごと」「興味」に焦点を当ててユーザーの知識レベルに応じた分かりやすい表現ができていることが理想です。そして製品や技術は「型番から探す」「機能から探す」「価格から探す」「形状から探す」・・・・等々ユーザーが選定しやすい切り口を用意し、製品技術情報と困りごとに対応するコンテンツの間の導線も設計する必要があります。

市場とともに進化し続ける運用レベル

製品・技術の新用途や新製品よるこれまでにない提案ができる段階。新しい提案を行いその反応をアクセス解析で分析することで、Webサイトを進化させ続けていくレベルです。それもスピーディーに変化し続ける高度な運用レベルです。Webサイトだけでなく市場と共に会社が進化し続けて行くことが理想です。

まとめ

まだ情報の整理整頓で苦労しているWebサイトが多いのが実情です。その反面一部の企業ではユーザー視点でコンテンツを用意し、「あのWebサイトに行けば仕事に役立つ情報が得られ、常に新しい情報や提案が見つかる!」ユーザーの信頼を勝ち取り圧倒的な成果を上げています。

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