合理的なのに愚かな戦略 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年12月12日金曜日

合理的なのに愚かな戦略

おはようございます。
今日はとにかくお勧めの本を紹介します。「ダイレクト・マーケティングの実際」や「データベース・マーケティングの実際」をはじめ尊敬する著者であるルディー和子の本です。

合理的なのに愚かな戦略


タイトル:合理的なのに愚かな戦略
著者:ルディー和子
発売日:2014/10/23
ジャンル:企業経営
ISBN-10:4534052278
ISBN-13:978-4534052278

  • 優良企業は顧客の声に耳を傾けて競争に負ける
  • 「選択」と「集中」は普通の企業になること
  • 大企業は不自然な存在


この3つの言葉が気になったら読んだ方がいいと思います。「顧客志向」「選択と集中」はお決まりの模範解答です。それを無批判に受け入れていたと反省させられました。本書は6つの逆説からなっています。「顧客志向」「プライシング」「ブランド」「コミュニケーション」「経営戦略」「イノベーションと幸福」それぞれをテーマに一般的な模範解答に逆説を唱えています。本当に著者の言う通りなのか?それとも・・・一読することを強くお勧めします。しっかり読み込んで自分なりの意見を持つことがこの本を良さを引き出すと思います。

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