ダイレクトメールのリストを精査して感じたこと | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年1月7日水曜日

ダイレクトメールのリストを精査して感じたこと

おはようございます。
昨日は2月のセミナー集客のためにダイレクトメールのリストを精査していました。自社開催セミナーを休んでいたので、1年ぶりのダイレクトメールです。リストを少しチェックしていたら1年間で本当に多くの企業が移転、統合、そして倒産しているのです(ざっと全体の10%程度の会社に変化が見られました)・・・でも、それだけではありません。そのなかで業績拡大しているとわかる会社もあるのです。Webサイトをチェックすると驚くほど勢いの差が分かることを再認識させられました。

ダイレクトメールのリストを精査して感じたこと

売り込まれなくなるのが一番怖い

誰でも売り込みは敬遠すると思います。私も知らない会社からの電話にはほとんど出ません。Webサイトからの売り込みも絶えません。毎回、内容を見るたびに「よくやるなあ」「Webサイトは購買のためにあるわけじゃないんだけど・・・」と好意的な印象を持つことはありません。しつこいと社名を覚え、完全にシャットアウトしています。「お願いだから売り込まないでよ」と思っていました。しかし、売り込まれても嫌なら、それに乗らなければいいだけなのです。何も気分を害する必要はありません。むしろ、誰にも相手にされず売り込まれもしない方が問題だということに気がつきました。定期的に来る売り込みメール、電話営業・・・これからも対応は変わらないと思います。それでも、売り込みに気分を害することはなくなるでしょう。売り込みがあるのは元気な会社と思ってくれる人がいる証拠なのです。

勢いのある会社は売り込まれる

当たり前のことですが、売り込む側の立場になれば勢いのある会社とつきあいたいのです。業界内での評判や知名度、話題性がある会社と思ったら積極的に営業するのです。逆に変化なく、話題にとぼしい企業、魅力が見えにくい会社だと営業もテンションが上がりません。やはりBtoB取引は”選び、選ばれる”ことで成り立っているのです。営業だと選ばれることばかりに意識が集まり、自分でも相手を選んでいることを忘れがちです。そして、発注側は「選んでやっているんだ」と傲慢になりがちです。しかし、協力してくれる会社がいるからこそ仕事が回るのです。Webサイトを見るだけでも勢いを感じる会社はあるのです。それがもし同業者だったら・・・それと比べ自社サイトはどうなのか?気にしてみてもいいかもしれません。

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