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壁にぶち当たったと感じたら

おはようございます。
このところブログを書き始める時に「寒いこと」をついつい話題にしそうになります。寒い寒いといってもしょうがないのですが、ついつい寒いことを考えてしまいがちです。やっぱり体で感じることの影響は大きいですね。頭で考えたことが上手くいかない。理屈通りに動かない。それが普通なのかもしれませんね。今日は思いっきり手を抜いて過去のブログを再編集します。

壁にぶち当たったと感じたら


難しく考えない

Webマーケティングを難しく考える人が多いような気がします。たしかに簡単ではありませんが、難しく考えても上手くいきません。まずやってみることが大切です。いくら本で勉強してもやらなければ何も始まりません。本を読んだだけでは泳げないのと同じです。理論だけでは現実は変わらないのです。Webマーケティングだって同じです。理論も役に立ちますが、それは実践が伴った時の話です。テクノロジーが進化すると仕組みを知らなくたって使えるようになっていくものです。自転車の運転と同じです。2輪なのになぜ転ばないのか?その理論は分からなくとも運転はできます。Webマーケティングだって同じはずです。Webマーケティングを上手くやっている企業は「まずやってみよう!」という姿勢が共通してます。確かにアクションから入る企業は失敗も多いものです。しかし、それが経験になり試行錯誤を繰り返すうちに、だんだんコツがつかめるのです。WebマーケティングはPDCAが大事です。しかし、プランで立ち止まって何もできないなら少し強引ですが、APDC(A)とまず行動するのもひとつの手です。サイト制作会社の人にあってみる。広告代理店にあってみる。セミナーや勉強会に参加してみる。身近な人でWebサイトで成果出す人に相談してみる。できることから始めてみましょう。

やってみないと分からない

私もできる所から始めました。ブログを始めたころは「製造業のWEBマーケティング」のテーマでいつまで続けられるかな?と不安もありました。当初はブログの記事を100本書くまでは毎日更新して、それからは週2回程度の更新でいいかな・・・と深く考えないで始めたことなのです。ところが、毎日更新を始めるとネタはあるもので、不思議といまだに続いています。やってみないと分からないことはあるのです。事前にしっかり考えることも悪くはありませんが、行動しなければ何も始まりません。ブログに限らず何事も同じかもしれません。特に経験のないことはいくら計画を練っても、不安はなくならないものです。計画の見直しを何度しても、完璧なものなど出来ません。状況は常に変わるからです。ある程度考えたら行動に移し、動きながら軌道修正するのが現実的です。

時にはじっとして何もしない

熱心に取り組んでもなかなか成果が出ないということがあります。「アクセスが増えない」「検索順位が上がらない」「問合せが増えない」・・・そして場合によっては成績が悪くなることもあるかもしれません。そういう時はとにかく何かしなくては・・・と思いがちですが、何もしないことも時には必要です。調子が悪いからといってやみくもに薬を飲むようなものです。かえって症状を悪化させかねません。リスティングでも同じです。セッションが減ったので、入札価格を上げて対応する。慌ててキーワードを追加する。そして、どうしようもなくなってご相談を頂くこともあります。行動に移しているのに成果が出ない。そんな時は焦って闇雲に新しいことに飛びつきたくなるかもしれません。しかし、どっしり構えることも時には必要です。

選択肢を狭めない

突き詰めて頑張ることは美化されやすいのですが、思い詰めても状況は改善しないことが多いように思います。自分の考えに拘ることは悪いことではありませんが、縛られてはマイナスになりかねません。自分が正しいと思うことに拘りすぎると視野を狭めてしまうかもしれません。「Yes」「No」の二者択一を迫る設問は分かりやすく、そうでないと優柔不断な印象を与え、受けは良くありません。しかし、二者択一を迫られる状態は良い状況とは言えません。二者選択自体が間違っていることだってあるのです。いろんな人の話を聞いて選択肢を広げて行くことが大切で、「どちらの考えが正しい」「正解はどっち」という判断だけになるのは怖いことだなと感じてます。二者択一から答えを選ぶ前に一度立ち止まって、課題設定自体を疑うことも時には必要かも知れません。

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欠点をあげつらうことなく、臭いものに蓋することなく

おはようございます。 自社サイトって意外と見ていない人が多いもの。日ごろ仕事をしていて感じることです。だから、不具合や古い情報を垂れ流しのままにしているサイトがなくならないのかもしれません。 ユーザー目線は難しい だから、自社サイトをじっくり見れば問題に気がつき成果が上がる・・・そんなこともありません。どうしても主観的なチェックになりがちで問題を見逃すことがでてくるもの。そして問題をみつけても改善方法がわからない・・・。問題が多すぎてどこから手を付けるべきかわからない・・・。そういう時に声がかかることが多いように思います。よく”ユーザー目線で見ることが大切”といわれていますが、これがなかなか難しい。だから、お声がかかったときはクライアントの代わりにチェックするのが自分の役割だと思っています。ユーザーになりきるなんてできないのです。思い入れのある製品・技術、そして改善活動の積み重ね・・・多くの経験と苦労が客観視することを邪魔します。それができるならWebサイトでも成果は出せるはず。というよりもユーザー目線になれるなら製品開発も営業も大抵うまくいく。分かっているけどできないことの典型なのです。だからクライアントに「ユーザー目線で自社サイトを見なきゃダメ。」とは言いません。私にできることはユーザー目線は難しいけど、事情を知らない第三者として素直にサイトを見ることです。 感じたことをそのままお伝えしない 自社サイトをユーザー目線で客観的に見ることが難しいから第三者の意見が求められるのです。大人の事情を知らない・気にしない。それもユーザー目線に近づくための必要条件のひとつ。製品に対する思い入れや愛情もユーザー目線には不要です。固定観念や思い入れは邪魔になるだけ。見たまま、感じたまま、そして、アクセスデータから客観的な事実を抽出する。でも、感じたことをそのままお伝えすることはしないんです。感じたこと・気がついたことを忘れないように整理しながらどう伝えたら改善行動につながりやすいのか?また、悪い指摘ばかりして、感情的な拒絶をされ建設的な話ができなくならないように細心の注意をしています。 長所を見つけ伸ばしていく 基本的には悪い指摘だけで終わらせない。クライアントの良さが伝わる具体的な改善案を合わせてお伝えする。そして、悪い面だけなくクライアントが気...

必要な人に必要な情報を必要なタイミングで届ける

おはようございます。 生産財業界では検討から採用までに時間がかかることが多いため、思わぬタイミングで案件が重なることがしばしばあります。いい時も悪い時も種をまき続けるからこそ、ブレークする時が生まれるのだと思います。2012年、2013年にご提案していた案件が立て続けに動き出しています。景気回復しているのか、たまたまなのか?分かりませんが動き続けている結果だと思います。今日は情報の5Sについて考えます。 シンプルだが奥深い情報の5S 職場環境の改善に不可欠な5S活動。製造業では知らない人がいないほど有名なスローガンです。【整理】【整頓】【清掃】【清潔】【しつけ】とてもシンプルですが奥深いものでいくら努力しても完成ということはありません。マーケティング活動にも5S活動は【情報の5S活動】として応用できます。 情報の5S活動 整理・・・「いる情報」と「いらない情報」を分け「いらない情報」は捨てる 整頓・・・「必要な情報」を「必要な人」に「必要なタイミング」で渡す 清掃・・・わかりやすく情報をまとめる。日常的に情報を更新する 清潔・・・整理・整頓・清掃の状態を維持する しつけ・・・整理・整頓・清掃についてのルールを守らせる 情報の5S活動もシンプルですが、実践を続け改善を続け理想に近づけても完成ということがない奥深いものです。5Sのなかでも特に「必要な人に必要な情報を必要なタイミングで届ける。」情報の整頓はマーケティング活動のキモです。しかし、実際には多くのお客様、名刺交換したことのある人、協力会社の人、商談中の人・・・・・・様々な人に適切な情報を必要なタイミングに届けるのは大変なことです。完璧にそれをこなすことは困難です。すこしでも理想に近づけるためにデータベースとWebサイトは役立ちます。 情報の5Sを後押しする道具 徹底することが難しい情報の5S。なかでも情報の整頓はマーケティングに欠かせない要点です。必要な人に必要な情報を必要なタイミングで伝える。それだけのことを徹底するには道具が必要です。そのために欠かせない道具はデータベースとWebサイトです。 データベース Push型のメディアを使っての情報提供には顧客データベースが欠かせません。嫌がる人にメールやFAXを送り続けることは論外です。そして、同じ内容のメール...

TOCのダイスゲームを体験してきました

おはようございます。 朝起きたらWiFiがつながらず復旧に1時間近く時間がかかってしまいました。ネットにつながらないので原因を調べられませんでした。ネットに頼り切るとこういう時不便ですね。今日は時間もないのでサクッとまとめます。昨日はTOCとMQ会計を学びました。ダイスゲームを通してボトルネックを無くすことの大切さや各工程の最適化の合計が必ずしも全体最適につながらないことを体感させていただけました。 TOCのダイスゲームとは 「ザ・ゴール」で有名になったTOC理論を楽しみながら体感できるゲームです。ザ・ゴールのなかでは少年たちが順番にサイコロを振ってマッチ棒を移動させていたゲームです。それぞれがサイコロを振り出た目の数だけとなりからマッチ棒を移動させます。そして最後まで行ったら完成です。参加者をそれぞれ工場の各工程に見立てて、仕掛在庫やリードタイム、納期、欠品など工場内の流れを体感する優れたゲームです。 TOCは理論より実践 昨日、個人的にすごく面白く感じたのは、ゲームにのめり込むと1つの指標に気を取られかえって全体最適を忘れてしまう場面があることです。欠品ばかりに気を取られると注文が少ないことを喜んだり、逆に欠品を出さないことばかりに気を取られると仕掛在庫が膨らんでしまったり、上手くいかないのです。参加者の多くはザ・ゴールを読んでいた優れた人ばかりでしたが、それでもボトルネックを集中的にテコ入れし、それ以外の工程はボトルネックの能力以上に生産しないという原則を守るのは難しいと感じました。だからこそ何度も学びスキルアップさせる必要があるのだと思います。 いくらで作って、いくらで売るか またゲームを通してもう一つ感じたことがありました。それは自分が受け持った工程だけでなく前後の工程や工場全体のことに興味を持つのにこのゲームが役立つということです。もっというと製造の人間だけでなく営業や経理など他部門の人と一緒にゲームに参加すると立場を超えた視点での協力の手助けになると思います。本来、商売はいくらで作っていくらで売るか?その両方を考え最適化する必要があります。ユーザーが喜んで買って頂ける最も高い値段。それが最高の値決めです。そのうえで工場はコストダウンや在庫削減、納期遵守に全力を挙げています。しかし、営業が売上アップを目指し値引いて売って...