セミナーで学んだことを実践する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年2月17日火曜日

セミナーで学んだことを実践する

おはようございます。
今年はセミナーを主催するのではなく、外部セミナーへ参加することをメインの目標にしています。月1~2回の参加がノルマです。1月は2回参加。2月も今日2回目のセミナー参加です。知識の吸収も得難いメリットですが、それ以上に参加者の気持ちになれることが大きいように思います。

セミナーで学んだことを実践するために必要なこと


実践が一番大事というけれど

実践が大事。いつもセミナー講師としてこだわっていることです。しかし、自分が生徒だったらどこまで習ったことを実践できるのだろう?と疑問に感じていました。学んだ知識を実践することの難しさを理解し、そのうえで実践しなければ説得力はありません。多くのセミナーは実践すればプラスになります。そして、実践が大事ということはだれでも知っている常識です。それなのにセミナー後に行動に移る人は一部に限られるのです。

実践が難しい

これまで1,000名近くの方に製造業向けにWebサイト活用に役立つセミナーを行ってきました。実践して頂くためのセミナーですが、そのためには内容を理解する必要があります。理解することで一杯々では実践までに至らないのです。自分なりに簡潔に優しくセミナーを組み立てたつもりでした。しかし、まだまだ小難しいことを言っているかもしれません。外部セミナーに参加するようになり、そのことに気づきました。自分の知識を深めるために参加している人が大半なのだということにも気づきました。知識が十分にある人はわざわざセミナーに参加する必要はありません。多くの参加者のニーズは理解不足を補うためや新しい知識の習得が目的なのです。興味というきっかけから、次のステップの理解へ進み、その次に実践があるのです。最終目的は実践であっても、理解のステップは踏んだほうがいいのです。新しい知識を習得し実践するために2つの工夫が必要であることが分かりました。それはセミナー主催者がやるべきこと、そして参加者が意識するべきことです。

「腑に落ちる」分かりやすさに拘る

講師は内容を分かりやすく伝える必要があります。それはさらっと流せてしまう簡単さではなく、ついつい考えさせられ、その結果「腑に落ちる」分かりやすさです。そのために事例や経験談と理論両方が必要なのです。そして実践へ移すための仕掛けも必要です。ワークショップやセミナー後のフォローも含めセミナーの品質なのだと改めて感じました。

100%理解できなくとも「やってみる」

そして、参加者には100%理解できなくとも「やってみる」という姿勢が必要です。ビジネスはテストとは違います。先に実践から入ったっていいのです。点を取ることが目的ならテストを受けてからの勉強に意味はありません。しかし、ビジネスなら実践して上手くいかなかったところを修正するために知識を習得してもいいのです。PDCAをAから始める乱暴さが求められるビジネスパーソンが多いような気がします。

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