コンサルティングの極意: 論理や分析を超える「10の力」 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年3月18日水曜日

コンサルティングの極意: 論理や分析を超える「10の力」

おはようございます。
昨日はコートが必要ありませんでした。このまま暖かい日が続くといいですね。

コンサルティングの極意: 論理や分析を超える「10の力」


タイトル:コンサルティングの極意: 論理や分析を超える「10の力」
著者:岸田雅裕
発売日:2015/3/6
ジャンル:経営診断
ISBN-10:4492557601
ISBN-13:978-4492557600

コンサルティングの心得を学ぶ1冊

筆者がコンサルティングにとって必要だと思う10種類の能力・資質が書かれています。しかし、ロジカルティングキングや分析手法、プレゼン手法などのスキルを学ぶものではありません。コンサルティングとして大切な心構えについて筆者の経験を通して描かれています。

コンサルティングに必要な10の力
聞く力:相談されることから仕事は始まる
献身力:常にクライアントの利益を第一に考える
先見力:正しい方向にクライアントを導けるか
突破力:自分の限界を超えるまで考えて考え抜く
巻き込み力:志とコミュニケーション力で人を動かす
共創力:共にプロジェクトを創っていく
好奇心:常に新しいことを学び続ける
歴史観:歴史ぬきにはブランドは語れない
忘れる力:ストレスは上手にコントロールする
恋愛力:個人と個人で惹かれ合う関係を築けるか
*目次より引用

共感できることが多くこんなコンサルティングができるようになりたいと素直に感じました。どんなにキレる提案ができても相性の合わないコンサルタントではプロジェクトは上手くいかないと思うからです。スキルやテクニックも必要ですが、それを活かすも殺すもコンサルタントの心構えだと思います。心技体という言葉がなぜ「心」から始まるのか?「技」や「体」よりも先なのか?考えさせられました。また歴史・教養をはじめビジネス以外のことにもっと好奇心を持たないと人として幅が広がらず、いいコンサルティングができないと感じました。コンサルティングに興味のある人、コンサルタントを目指す人にお勧めの1冊です。

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