キーワードから検索ユーザーの意図を汲みとる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年3月11日水曜日

キーワードから検索ユーザーの意図を汲みとる

おはようございます。
リスティングで成果を出す人はキーワード選びが上手い、広告文章が巧み、運用テクニックがある・・・、それは表面的な特徴だと思います。大切なのはキーワードから検索ユーザーの意図を汲みとることです。

キーワード構造化パターン例
キーワード構造化パターン例


キーワードを構造化する

あなたのキーワード選びは検索クエリをグルーピングするだけになっていませんか?そもそもユーザーはなぜ検索したのか?何が知りたかったのか?そこに興味を持つことが大切です。検索クエリの裏に隠れたユーザーの意図を推測し、それに応えていくのが成功の近道です。まずザックリとキーワードをグルーピングします。そしてグルーピングしたキーワードを構造化します。製品やサービスによって様々な構造化のパターンがあるので、自分に合ったキーワードの構造パターンをじっくり検討することが大切です。リスティングで大切なのは広告設計です。広告設計の肝はキーワードグループの構造化にあります。

キーワードグループを細分化する

最初にキーワードを構造的にとらえていないと、キーワードごとの細かなニュアンスの違いが曖昧になり、分類が難しくなります。そこから検索クエリごとの検索ユーザーの意図を推測・検討していきキーワードをユーザーニーズ毎にキーワードグループを細分化していきます。そしてターゲットから外れるものを除外し、残ったキーワードグループのなかから、自社製品やサービスの価値を最も認めてくれそうなものから優先順位をつけ、ニーズに応える自社製品のアピールポイントを考えていきます。起点はユーザーニーズです。アピールポイントはニーズに対応したものでなくては意味がありません。

1キーワード1広告グループに意味はない?

リスティングの理想の広告グループは1キーワード1広告グループと言われます。確かにその通りですが、実際に1キーワード1広告グループで運用すればいいパフォーマンスが出るわけではありません。検索キーワードの背後にあるユーザーの意図を理解し、ニーズに応える広告文、そしてランディングページを用意して初めて1キーワード1広告グループによるリスティング運用は機能します。ユーザーの意図を理解しないままに機械的に1キーワード1広告グループで運営しても意味がないのです。ユーザーニーズを理解するにはキーワードの構造化から始めることがお勧めです。

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