レイアウト変更で直帰率が29.78%下がる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年3月20日金曜日

レイアウト変更で直帰率が29.78%下がる

おはようございます。
このブログのトップページのレイアウトを変え時間も経ったので、アクセスにどのような変化があったら検証してみました。



レイアウト変更の狙い

レイアウト変更の狙いは2つでした。閲覧者が記事に満足したか判断したいということと、ユーザーに記事の選択肢を増やすことです。

記事に興味を持ったか判断したい

トップページにブログ全文を載せていたため、閲覧者が記事に興味を持って読んでくれたかどうか判断ができませんでした。それは最後までしっかり読んでもらってからページを閉じても、すぐに閉じても同じ直帰になってしまうからです。

記事を選び易くしたい

レイアウト変更前はトップページには新しい記事が2本レイアウトしていました。しかも、全文掲載していたので2本目の記事はファーストページビューに入りませんでした。だから、ユーザーには記事の選択肢が少なく不親切だと感じていました。

レイアウト変更

1ページに入る記事本数を2本から10本に増やし、記事も全文掲載を止めてタイトルと冒頭を一部掲載し、興味を持ってもらえたら続きが読めるようレイアウト変更しました。

記事を見つけたらページを移動すると予想

狙い通りにレイアウトが機能すれば、お目当ての記事を見つけたらユーザーはすぐにページを移動して記事の全文を読むはずです。その狙い通いが当たれば直帰率は下がり、トップページの平均滞在時間は短くなると仮説を立てました。

レイアウト変更前後のデータを比較

トップページのレイアウト変更前後のデータを比較しました。ポイントは2点。直帰率と平均ページ滞在時間です。トップページのレイアウトは2015年2月5日だったので前の期のデータと比較したところ直帰率は67.65%→47.50%と29.78%下がり、平均ページ滞在時間は1分50秒→46秒と短くなりました。同じ比較を前年同期比でも直帰率は62.14%→47.50%と23.55%下がり、平均ページ滞在時間は1分53秒→46秒と同様の傾向が見られました。

セオリー通りのレイアウト変更なので、「そんなの知ってるよ」というツッコミが聞こえてきそうです(笑)。しかし、実際にどの程度のインパクトがあるのか?数字で一つでも多くの事例をつかんでおくことが大事だと思い記事を書かせていただきました。

レイアウト変更 直帰率


直帰率、平均ページ滞在時間の比較(前の期)



直帰率、平均ページ滞在時間の比較(前年同期)


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