躍進の切り札「Means End 分析法」 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年4月3日金曜日

躍進の切り札「Means End 分析法」

おはようございます。
昨日からお休みをいただいているのでゆっくりしています。まとまった休みなので、読みかけたままの本も何とかしようと思います。今日から3日読書三昧の予定です。(途中で息抜きに花見にもいきますが・・・)

躍進の切り札「Means End 分析法」


タイトル:躍進の切り札「Means End 分析法」
著者:冨澤翕
発売日:2012/12/3
ジャンル:企業革新
ISBN-10:4883384675
ISBN-13:978-4883384679

実践と根気を必要する良書

購入してから随分時間をかけて読んだ本です。考えながら読み、自分の仕事に当てはめて読み返し、参考にしたことを実践してまた読み返すことをしているので正直に言うとまだ完全に読み切ったとはいえません。慣れ親しんだ解決手法が通用しない、思うように改善しない、こういうことがある度に読み返しているのです。分かったと思っていたことが実は理解が浅く間違った解釈をしていることもあり、貴重な学びの1冊です。本体価格6,477円は決して高くありません。しかし、この本を使いこなすには実践と根気が必要です。てっとり早く解決方法を見つけたい人にはお勧めできませんが、長期的に通用する考え方を身につけるにはいい本です。

成功確率の高いものを選ぶ

会社を危機から救い発展へと導くには明確な目的を決めることが大事です。その後に手段を選ぶわけですが、目的が曖昧では手段は選べません。それに目的を明確でなければ多くの人のベクトルも揃いません。それではせっかくの知恵やノウハウも力が分散します。目的を明確にし、次に手段を選ぶべきなのです。1つの手段をいつも使うのではなく、多くの手段から成功確率の高いものを選ぶべきです。どんなにいいツールでも万能ツールではありません。だから多くの手段(課題解決方法)を身につけ、その中からベストの選択をする必要があるのです。様々な部署や現場で起こっている課題を体系化し、多くの解決手法のなかなら成功確率の高いものを選び実行するためのノウハウが学べる1冊です。

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