借り物のデータで人は説得できない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年5月14日木曜日

借り物のデータで人は説得できない

おはようございます。
今日は少し寝坊をしたので急いでブログを書きはじめました。さあ何を書こうかな?そういえば昨日はJapan IT Weekを見学に行ったのでその時感じたことを書いて見ようと思います。

借り物のデータで人は説得できない


加藤公一レオさんの講演を拝聴

展示会の目的は売れるネット広告社の加藤公一レオさんの講演を聞くことでした。先日読んだ「100%確実に売り上げがアップする最強の仕組み」がとても良かったので直に話を聞いてみたいと思ったのです。クライアントの広告予算200億円を使って数えきれないほどのABテストを繰り返しつかんだノウハウは通販を運営していればすぐに真似したくなるものばかりです。ネット広告のランディングページを本体サイトにしないこと、ランディングページはフォーム一体型にすること、そしてアップセルは申込確認ページを利用することなど間違いなく成果の出るノウハウを惜しげもなく伝える姿は圧巻でした。

経験に裏打ちされたデータは最強

加藤さんはアドテックで3年連続人気スピーカー1位に選ばれています。当然プレゼンテーションは素晴らしいのですが、私が一番ひきつけられたのは”引用”を使わないことです。すべてご自身の体験を語られており、説明に使われるデータも自分たちのものばかりでした。プレゼンで使用するデータは公共の調査データなども併用するのが一般的ですが、借り物のデータはいっさいありません。直観的に「この話は本物だな」と思わせる圧倒的説得力。あまりにも凄すぎて逆に引く人もいるだろうな(笑)というくらいインパクトのあるプレゼンテーションでした。

営業も説得力で差がつく

このプレゼンを聞いて営業も一緒だなと感じました。同じ商品やサービスを扱い、販促ツールも同じものを支給されても、売り上げを上げる人とそうでない人は出るものです。説得力の差が売り上げの差を生む大きな原因の一つだと思うのです。極端に言うと売れるセールスマンのトークを丸暗記してコピーしても、その説得力は再現できないのです。本物か借り物かはお客様は直観的に把握するものです。説得力のある人の「お勧めです」とそうでない人の「お勧めです」には雲泥の差があるのです。

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