仕事を好きになるコツ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年5月20日水曜日

仕事を好きになるコツ

おはようございます。
静かでちょうどいい風も入ってきて、とても気持ちのいい朝です。毎朝4時30分に起きて7時までの時間は集中できる貴重な時間。いいリズムでスタートが切れると1日が充実します。自分に合ったリズムをキープするのはやはり大切なんだなあと当たり前のことを感じています。

仕事を好きになるコツ


営業

私は社会人になった当初、営業はあまり好きでありませんでした。仕事だから給料以上は働かなくてはという気持ちだけで取り組んでいたのです。営業が面白いという感覚はなく、義務感で働いていました。給料をもらっている以上に働きたい(叱られたくない)。だけど実力がない。だから結果が出るまで工夫するしかありませんでした。ポスティング資料をつくって工業団地に飛び込み営業し、日刊工業新聞をチェックして元気な工場を見つけてはTELアポを取り、新規訪問をひたすら続ける。そういった毎日でした。あまりの営業の下手さに訪問先で親切なアドバイスを頂いたり、取引先を紹介していただいたり新人時代は本当に見込み客に助けていただきました。(すべて新規開拓だったので顧客はしばらくゼロでした。)そうしているうちに仕事を頂けるようになり、たまにお客様からお褒めの言葉を頂いたりするようになりました。そして気がつくと好きではなかった営業が面白く感じるようになり、義務感+αで取り組むようになっていました。そうすると面白いもので仕事もそこそこ頂けるようになり、気がつけば20年以上営業職を務めることができたのです。

セミナー

雑誌営業からWebマーケティングに仕事を変え始めたセミナーも好きではありませんでした。しかしコンサルタントを名乗る人間が売り込みをするのはシャレにならない・・・しかたなく始めたセミナーだったのです。人見知りがひどくあがり症だったので多くの人の前でしゃべるのはプレッシャーでした。初めてのセミナーは一人でしゃべる自信がなく2部構成の後半を担当しました。前半は仕事でつきあいのあったシンクタンクの研究員に講演を頼み講演時間の大部分をその人にお願いして乗り切りました。当時はクライアントもなく毎月セミナーを企画しなければなりませんでした。毎回続けているうちに慣れてきて、参加者の反応を見る余裕も出て分かりやすいセミナーにする工夫を続けるうちにあがり症もなくなり、人前でのプレゼンも苦手意識がなくなりました。

ブログ

このブログも好きで始めたことではありません。Webマーケティングにコンテンツは不可欠。そしてそのためには人並みのライティングができなければという危機感から始めたのです。しかし、私にとって文章は最も苦手なもののひとつ。早くからその問題に気がついてはいましたが、ずっと避け続けていたのです。しかし、いつまでも逃げているわけにもいかずこのブログを始めました。土日も含め毎日更新し続けました。あまりの文章のひどさに加え、何を書けばいいかも分からず、止めたいと思っていたのですが、実名で公開したのにすぐ辞めるのは恥ずかしいから何とか続いたのです。それだけ苦手で嫌いなことでも不思議なものです。真剣に取り組み続けているうちに好きになってきたのです。いまでは趣味のブログもはじめているくらいです。(プライベートなものとして実名は出していませんが・・・)

まとめ

最初から好きなことが仕事にできればいいのかもしれませんが、そうでなくても真剣に取り組み続ければ好きになっていくものだと思います。好きなことだから続くと考えがちですが、続けているうちに好きになるということもあるのだと思います。

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