集客の自動化に成功した建材メーカーの次の1手 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年7月9日木曜日

集客の自動化に成功した建材メーカーの次の1手

おはようございます。
ひさしぶりにある建材メーカーにお邪魔しました。おそらく1年半くらいご無沙汰していたと思います。Webマーケティングに熱心に取り組まれ、集客を自動化されている企業です。打合せでは現在の課題やこれからの狙い、話題はどんどん展開し、そしてアイデアが生まれ、すぐに実行が決定されていく。全部忘れずにやれるのかな・・・と思うくらいのスピード感です。そのメーカーが狙う次の一手がとても気になりました。

集客の自動化に成功した建材メーカーの次の1手


達成した目標は過去のもの

1年前に比べWebサイトのパフォーマンスも大きく伸びていました。当初の目標を優に超えているのです。私の記憶ではWebサイトのコンバージョンを増やすことがテーマだったはずです。そして当時のコンバージョンの2倍近い数字になっていました。それでもご本人にとっては過去のこと。強い販売網をどうやって育てていくか?新規顧客をリピーターに引き上げ、ファン化するための仕組みをどうつくるか?こういった次のテーマに関心が移っているのです。そして試行錯誤を繰り返されていたのです。

アグレッシッブなブレスト

これらのテーマにそって試行錯誤を繰り返し、検証した次の作戦を練る。そのためのブレストが行われていました。立場に関係なく思ったことを発言し、いいアイデアは実践されるのです。そして、実行された施策の検証結果もブレストの材料にしてしまうスピード感は圧巻でした。この1年で無駄がそぎ落とされ、アイデアの量・質、そして検証の質も上がっているように感じました。月に1回このような会議を行っているようで本人たちにとってはいつも通りのことのようです。しかし、1年ぶりにお邪魔した私から見ると随分変わったなと感じたくさんの気づきを頂けました。

類は友を呼ぶ

そして1年前に比べ取引先に求めるレベルが上がっていることに気づきました。その取引先は建材を購入してくれる工務店です。現在つきあっている工務店が悪い訳ではありませんが、ギャップが出始めているのです。工務店のぺルソナを確認したところ、やはり以前お伺いしたものとは違っていました。より強い工務店との付き合いを模索し始めているのです。そして既存の工務店の引き上げも並行して手を打ち始めていました。クライアントが成長するに従い協力会社や顧客も変化する。その変わり目に立ち会えたかもしれません。もしそうなら本当に貴重な体験です。忘れずに書き留め経過を見守りたいと思います。

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