郵便番号から住所自動入力してもらう時の注意点 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年7月13日月曜日

郵便番号から住所自動入力してもらう時の注意点

おはようございます。
ノウハウって大切だなあと感じたことがありました。といってもそんな大げさなノウハウではありません。ほんのちょっとしたことです。先日、Webサイトの問合せフォームの不具合について相談があったのです。せっかくのカタログ請求がきたのに住所が不完全なものが多く資料が送れないとのこと。その原因は・・・

郵便番号から住所自動入力してもらう時の注意点


自動入力でチェックを忘れがち

実際に問合せフォームを使ってすぐにみつかりました。氏名フリガナを入力・・・そして郵便番号を入れると住所が自動で入力されます。とても気が利いています。でもここに問題があったのです。それは番地までは自動で入力されないことです。郵便番号で確定できるのは都道府県、市町村、そして町名までなのです。ユーザーのためにと思ったシステムが番地の記載忘れの原因になっていたのです。住所が自動で入力されることで、チェックを忘れてしまう人がでるのです。

番地情報は必須項目に

郵便番号から住所を自動入力させるのは良いことです。しかし、そのシステムの限界を理解して補うことが問合せフォームに求められます。通常、郵便番号から住所情報を自動入力する場合は住所欄をひとつにしません。「都道府県」「住所1(市町村)」「住所2(番地)]に分けるのです。そして「住所2」を必須項目にすることで番地の記載漏れを防ぐのがセオリー。この方法だと郵便番号に連動して住所入力された段階で送信ボタンを押してもエラーになります。だからユーザーは番地の未記入に気づくことができるのです。

まとめ

ほんのちょっとしたことですが、経験の少ない人にとってはなかなか気がつかないことなのかもしれません。本来プロであるWeb制作会社がケアすることだと思います。大げさなものではありませんが、これもノウハウです。何の業界でも一緒だと思いますが、専門家は場数が違います。小さな経験が積み重なり、ノウハウになっていくのだと思います。

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